野獣の眼光
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登場した。
「墓地に送られた暗黒竜コラプサーペントの効果でデッキから輝白竜ワイバスターを手札に加える」
説明は死亡フラグなのでそのまま行かせてもらおう。
「バトルだ。ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでハイドロゲドンを攻撃する」
ビーストアイズは目を鋭く光らせると野獣のような叫び声をあげ、猛然とハイドロゲドンに向かって突進を開始した。しかし、エアーマンはあくまでも冷静にそれを見つめている。
「通しても堪えきれる……か?いや、しかし……トラップカード発動。アモルファス・バリア! 自分フィールド上にモンスターが三体以上存在する場合、その戦闘を無効にし、バトルフェイズを終了させる」
攻撃の無力化の弱体化バージョンか。
ATフィールドのようなものに阻まれてしまった。
「……カードを一枚伏せ、ターンエンド」
「くっ……わかっていたが、強い。あれだけやって手札が全然減っていないな。俺のターン、ドロー! 俺は強欲な壷を発動して二枚ドローする。そしてサイクロンを発動。光のピラミッドを破壊する。それを残しておいたら危険だ」
「まあ、このデッキの中核だからな。だが……」
当然、中核のカードには保険は付き物だろう?
「永続トラップ、宮廷のしきたりを発動。これにより、このカードが存在している限り、このカード以外の永続トラップカードは破壊されない」
サイクロンによって発生した竜巻は宮廷のオッサンによって弾かれてしまった。
「くっ……だが、ボンディングH2Oを発動させてもらう! これによりウォータードラゴンをデッキから特殊召喚する」
ハイドロゲドン二体とオキシゲドン一体が混ざり合い、水でできたドラゴンが雄叫びをあげる。
「ウォータードラゴンでベヒーモスを攻撃する!」
3500→3400
ふむ……まだ眼光は死んでないな。
「これで俺はターンを終了する」
この顔をした原作キャラは怖いな。次のターンで決めさせてもらおう。
「俺のターン、ドロー。墓地の暗黒竜コラプサーペントをゲームから除外し、輝白竜ワイバスターを特殊召喚。さらにライフを500払い、スフィンクス・ティーレイアを特殊召喚する」
3400→2900
「……くっ、これ以上は出させん! トラップカード、激流葬! モンスターが召喚、特殊召喚された時、フィールド上のすべてのモンスターを破壊する!」
流れに巻き込まれ、フィールド上のモンスターがすべて落ちていく。俺は無言でデッキから暗黒竜コラプサーペントを手札に加えた。
「これでお前のフィールド上にはモンスターがすべて消えた。対して俺のフィールド上にはウォータードラゴンの効果で特殊召喚された三体のモンスター。さらにお前の手札は残り三枚。これで
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