StrikerS編
第九話「機動六課崩壊、破壊者暴れる。前編」
[1/7]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
今、俺達がいるのは時空管理局本部
特別会議党の外にいる。
なぜいるのかと言うと二日前……
ヴィヴィを保護しながら生活も慣れてきた日はやてに呼び出され部隊長室に行く。ヴィヴィは六課にある保護室に預ける。
中に入ると、なのは達がおりやはりカリムさんと話していたあの予言が気になった。
内容は、こうだ。
【旧い結晶と無限の欲望が交わる地
死せる王の下、聖地より彼の翼が蘇る
死者(使者)達は踊り、中つ大地の法の塔は虚しく焼け落ち
それを先駆けに数多の海を守る法の船は砕け落ちる。】
はやては、二日後に行われる三提督とはやての会合の日ではないのだろうかと予測する。
そのため、FW達はギンガ?ナカジマと機動六課の守備任務、ザフィーラとシャマルもいる。
会議周辺を隊長、副隊長と俺が護衛する、形になる。シグナムは念のためはやての付き添いである。
俺は、他の部から来た魔導師と交代で晩飯を取りに行く、すると途中で同じく交代の時間だったヴィータと鉢合わせる。
「ヴィータ。お前も交代か?」
「ああ。今からメシだ。お前もなんだろ?」
「あぁ、せっかくだし一緒に行こうぜ。」
「だな、それに私もお前に話があったしな。」
二人は並んで歩くと、夜食が入ったトレイと、飲み物をもらうと、二人は適当な場所を見つけ並んで食事を始める。
ある程度食べると、翔がヴィータに問うた。
「そんで? 話ってなんだよ。」
「カリムは占い程度なんて謙遜してるけど、あれは大規模な災害やでかい事件とかは的確にあててんだよな。」
「前に聞いた話と今回は管理局機能の崩壊ってのが予言されてたんだっけか?」
「そうだ。ロッサの調査じゃ今回はクーデターって線はないらしい。となるとだ、残されたのは…」
「外部からのテロ。」
ヴィータの意見に続くように翔が言うと、ヴィータもそれに頷く。数瞬の沈黙が流れるが、ヴィータは話を続ける。
「けどよ、考えてもみろよ。外部からの犯行からにしたってなんだって管理局を狙う? 管理局を狙うにしたって一体そいつ等に何の特があるってんだ?」
「まだ誰が襲撃してくるか、そもそも襲撃してくるのかもわからねぇが。もし、襲撃があるとすりゃあソイツはたぶんスカリエッティだろ。」
「どうしてそう言える?」
「スカリエッティは兵器開発者としても有名だ。だったらその力の証明とかじゃねぇのか?」
翔がヴィータを見ながら言うものの、彼女はまだ納得が言っていない様子だ。その証拠に口元に手を当て深く考え込んでいる。
「力の証明って言ってももっとほかでやりゃあいいだろうに。リスクがでかすぎるだろ。いくらスカリエッティと言ったってそれぐらいはわかりそうなもんだけどな。」
「まぁな。けどよ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ