第三章
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上だ」
シャツの上から着るというのだ。
「そうして着るんだ」
「ベストの上からシャツじゃないんだな」
「この服は別だ、ガウチョっていうんだけれどな」
「そうか、この服ガウチョっていうんだな」
「全体でな」
この黒い服一式でというのだ。
「そう呼ぶんだよ」
「そうか、じゃあな」
ここでだ、ホセは。
シャツとベストも着た、そこでだった。
祖父は孫にスカーフも巻く様に言った、帽子を被ることは言うまでもなかった。そのガウチョを全て着た孫を見て。
フェリペは笑顔でだ、こう彼に言った。
「俺の思った通りだ」
「似合ってるか?」
「かなりな、試しに鏡で自分の姿見て来い」
「ちょっと行って来るな」
こうして実際にだった、彼は自分の今の姿を鏡でチェックした、そして祖父のところに戻ってこう言ったんだった。
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