1部分:第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
「問題は何を食べるかだが」
「何が好きなんだろうな」
「それがわからない」
「全くだ」
彼の支持者達もそれが不思議だった。そんな彼であった。
その支持者の一人である。ローズは背の高い黒人だ。髪はアフロにしていていつもラフな格好をしている。ニューヨークでタクシーの運転手をしている。
「俺はマルコムだよ」
彼はいつもこう言っていた。
「黒人は戦うべきだよ。だからマルコムなんだよ」
こう主張してだ。キング牧師よりマルコムを支持していた。彼はマルコムの熱狂的な支持者として仲間内では有名であった。
その彼がだ。ニューヨークに来たマルコムの講演を聞いてだった。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ