第一章
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だった。
「何しろな、俺も困ってるからな」
「似合う服を選ぶことでな」
「そうだよ、だからな」
それこそというのだ。
「似合う服ならな」
「いいんだな」
「ああ、格好よく似合う服ならな」
ホセは祖父に笑顔で告げた。
「いいぜ」
「よし、じゃあ俺の家に来い」
そのイキケの外れにある彼の家にというのだ。
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