第四章
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だが、だ。それでもだったのだ。
「民族衣装もいいものだね」
「ただ普通に洋服を着ているよりも」
「こちらの方がいいみたいですね」
「ホテルにとっても」
「今の状況がそのことを物語っていますね」
重役達も言う、そしてだった。
スンダリはカイン=パンジャンに感謝しつつ今度はこの服をホテルの土産ものとして出してみた。するとそれも非常によく売れてだった。
あらためてだ、彼は社員達に言った。
「全てはカイン=パンジャンのお陰だよ。この服はこのホテルのペリだよ」
「天使ですね」
「まさに」
「全くだよ、本当にこの服あってだよ」
ホテルの全てをよくさせてくれたというのだ、ただ服を替えようという考えがだ。ホテルを大きく変えたのだった。それもいい方向に。全てはカイン=パンジャンという天使がもたらしてくれたものだった。
カイン=パンジャン 完
2015・5・28
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