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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『日常編』
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何か怨みでもあんの!?

「え〜続いて」

まだ居んの!? もう俺の精神力(ライフポイント)はゼロよ!?

「え〜皆さん人と言う字はお互いが支え合って出来ているのです」

ここで伝説の先生かよ!?

確かに良い先生だけどさ!

「ではこれにて先生の紹介を終わります」

やっと終わった……なんか一気に体力と精神力持ってかれたぞ?

どんだけ濃い入学式なんだ……これも歪みなのか?

絶対違うと思う……てか思いたい!

かなり混沌(カオス)な入学式を終えた俺達は、

「なんと言うか……」

「かなり独特な入学式だったね?」

苦笑をもらす千歳と士郎さん。

「あはは……それはさておきなのは」

「なぁに?」

トコトコと可愛らしい足音をたてながら俺に近付いてくるなのは。

「はい 入学祝だよ」

零は小さな箱をなのはに手渡す。

「これは?」

「前になのはが俺の着けているリボンを欲しいって言った事があるだろ?」

「うん」

俺の問いに頷くなのは。

以前になのはが今俺の着けているリボンを気に入り欲しがった事があるので今回入学祝として新しく創って手渡す事にした。

「ほら 開けてごらん」

なのはに箱を開けるように言う、

その箱の中に入っていたものは、

「きれい……」

陽の光を受け柔らかな白銀の色を放つ銀に近い純白のリボンだった。

ちなみに今俺が着けているリボンは吸魔のリボン(黒)と言い以前にとある人物から貰ったもので効果は魔力を無限に吸収し貯め、持ち主の任意で解放や供給が出来るのだ。

さらにその貯めた魔力の内微量の魔力を使い常に自動修復を行うので常に綺麗な状態を保つ事も出来る。

「早速着けてみるか?」

「うん!」

力強く頷くなのはに近付き、なのはの髪を縛るリボンを外す、

シュルッ! という音と共にリボンはほどかれ、その際に女性独特の甘い薫りを感じながら亜麻色の髪を優しく束ね純白のリボンで縛る。

「痛くないか?」

「大丈夫」

リボンは若干の緩みを持たせて縛る。

「はい完成」

何時もしている髪型であるツインテールにして纏める。

「う〜なのはもお兄ちゃんみたいな髪型にしたいの〜」

どうやらご不満のようだ。

「もう少し髪が伸びてからだな」

今の俺の髪型は腰まで届くポニーテールであり多分なのはよりも長いな。

一度髪を切ろうとしたら千歳となのはが涙眼になって止めて来たのでまだ切れていない……手入れが面倒なのに……何故?。

「もう少し髪が伸びたらお兄ちゃんみたいな髪型にしてね!」

なのはのポニーテールか……そんなの……絶対に可愛いじゃないか!
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