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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0978話
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なる。そうなれば、いずれ3-Aの皆とも死に別れる事になるだろう。だが……それでも、俺と共に生きてくれるか?」
「はい。私は永久にアクセル君と共に。……それに、あやかやレモンさん達のような人がいれば、永遠に生きるというのは決して不幸な事だけじゃないわ」

 そう告げ、差し出されるのは当然の如く左指。
 その左手を手に取り、薬指へとそっと時の指輪を填める。
 瞬間、その指輪は効果を発揮して千鶴の身体を時の流れの外へと弾き出す。
 これにより、千鶴は時の指輪を填めている限り不老の存在となった。
 勿論指輪を外せば再び時の流れに身を戻す事になるのだが……今のところ本人にそのつもりが全くないようで、俺としても嬉しい限りだ。

「これで……私も、アクセル君とずっと一緒に……?」

 潤んだ瞳でこちらを見つめてくる千鶴に頷き、今度は千鶴からではなく俺からの行動で千鶴の唇を塞ぐ。
 それを受け入れ、身を委ねる千鶴を抱きしめ……そのまま俺は千鶴をベッドに押し倒すのだった。





「アクセル君……」

 そんな声で目を覚ます。
 暖かさと柔らかさを感じてそちらへと視線を向ければ、そこには昨夜身体を重ねた千鶴の姿が。
 色々な意味で体力を消耗したのだろう。横で俺に抱きつきながらぐっすりと眠りの底に沈んでいる。
 ……にしても、あやかも千鶴と同じくらい体力を消耗していた筈だが、よく俺よりも早く起きる事が出来たな。
 この辺は体力の回復速度の違いって奴か?
 昨夜の行為の影響でほつれ、非常に色っぽくなっている千鶴の髪をそっと撫でつつ、俺はこの日も茶々丸から風呂の用意が出来ているという知らせがくるまで気怠くも愛しい時間を過ごすのだった。
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