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ウルトラマチュア
第1話:姿無き(?)侵略者リベンジ編!
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が安堵していた。

(良かったわ…あんなんをビデオに取られて残っていたら、恥ずかしくて流石に退職してたわね。)

基地内の廊下を歩きながら、これも全てウルトラマチュアのおかげと彼女に感謝しつつ 、かつ、彼女と一体化して自分もウルトラ戦士の一人として、これから再び地球を襲う宇宙人達から地球や地球人を守らねばならないと言う重責をひしひしと噛みしめていた。

(ダ○…、私もあなたと同じウルトラ戦士になったのね!)

アンヌは喜びと不安との間に揺れ動く心の葛藤を抑えていた。

…そこに、

「アンヌ隊員!」

さっきまでアンヌを犯していた記憶の無くなったツヨシがアンヌに駆け寄った。

「ツヨシ君。」

アンヌがツヨシの方を振り向いた。

「俺達、確かアキと一緒に居ませんでしたっけ?」
「えっ?」
(ま、まさかツヨシ君…、記憶を!?)

顔では冷静さを装っていても、心の中では慌てふためいているアンヌに向かってツヨシは…。

「気のせいか、アンヌ隊員、隊員スーツのズボンを脱いでおっぱいとパンツ見せてませんでした?」
「…はぁぁ?」

バレた恥ずかしさと、

(操られてたとはいえ、てめぇが脱がしたんだろうが!)

と、恥じらいと怒りが同時に激しく込み上げて来たアンヌが思わずツヨシを平手打ちしようとしたが…、
その時!

『ギュウウウ!』
「イデデデデ!」

何時の間にか2人の側にいたアキがツヨシの左頬を力一杯つねった。

「ツヨシ隊員!何ヘンな事を言ってるんですか?」
「だ、だって、何となく覚えてるような…、ギャアアア!」

アキが更に力を入れながら、ツヨシの頬をねじりながらつねった!

「アキちゃん、そこまでしなくても…。」
「アンヌ隊員、ごめんなさい、馬鹿でデリカシーの無い先輩には私からお灸を据えときますから!」
「イタタタタ!もう離して!」
「いいからこっちに来なさい!」

怒りまくるアキに頬をつねられながら、ツヨシは廊下の向こうに消えていった。

(ふーっ、やれやれ、バレたかと思ったわ。)

ほっとしたアンヌがツヨシとアキが方向とは反対に歩き出した。


その頃、実はグール星人がアンヌとツヨシの絡みを映した映像を地球防衛隊本部基地以外にももう1カ所、宇宙の遥か彼方にあるS87星雲(M7○星雲ではない!)の中にある、とある星の秘密基地へと発信していた。

「ヌハハハハ!小手調べのグール星人にしては良くやったわ!」
「厄介ですな!新手のウルトラマチュアなどとほざく女ウルトラ戦士が現れるとは!」
「不測の事態は付き物!たがが熟女如きに我々の積年の恨みが晴らされるわけではない!」
「増してや、儲け話の一つも出来た事ですし、楽しみながらウルトラマチュ
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