第1話:姿無き(?)侵略者リベンジ編!
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「ナ…、ナンダ!?」
何故かそれは、アンヌ達のいる部屋の中でも同じ事が起こっていた。ツヨシがその場に倒れ込み、グール星人が突然の光の輝きに動けずにいた。
ただ、アンヌだけが宙に浮いたまま、何故か光の玉の中心に居た!
「な、何?助かったの、私?」
快楽責めから解放されたアンヌが辺りを見渡した。
すると、どこからか…、
(…アンヌさん、アンヌさん…。)
どこからか、か細い女性の声が聞こえた。
「誰?誰なの?」
アンヌが声の主に訪ねたが、か細い女の声の主からはそれっきり何も聞こえなかった。
その時!
「ダレダ?ジャマシタノハ?」
「きゃああああああ!」
グール星人がアンヌのいる光の玉の内側に入り込もうとした。
その時!
「ぐわわわわあああ!」
アンヌの全身が光り輝いたかと思うと、そのまばゆい光がアンヌを包み込み、グール星人の目をくらませた!
「アンヌ!キサマナニヲシタ!」
怒り狂ったグール星人がアンヌを見ると、そこにはアンヌの姿は無く、変わりに、全身が赤色の、銀色のマスクのあの超人、そう、ウルト○セブンに酷似した超人が仁王立ちしていた!
しかし、その身体は丸みを帯びており、特に乳房はふくよかな形を保っていた。
また、頭頂から広背筋の下部まで伸びたポニーテールのような長くしなやかな刃を彷彿させるアイスラ○ガーも、彼とは違う者を思わせる。
「オ…、オマエハァ?」
自分が殺された過去の忌まわしい記憶が鮮やかに蘇ったグール星人が震えながら怒鳴った。
「私は2X年前にあなたを倒したウルトラ○ブンじゃない!私の名はウルトラマチュア!宇宙警備隊であるウルトラ戦士の1人よ!」
ウルトラマチュア(『ウルトラ熟女』、若しくは『超熟女』)と名乗る超人は頭のポニーテールのような長い刃、そう、
『ポニーラッガー!』
をブーメランのようにグール星人めがけて投げつけ、断末魔の叫びを起こさせることなく、グール星人の頭部、否、蜘蛛型の胴部と頭部の混合した身体を真っ二つにした。
「この子も…。」
ウルトラマチュアがツヨシを抱きかかえると、アンヌを監禁していた部屋から飛び去った。
「あ、あれ…?今、何かあったかな?」
地球防衛隊本部基地の全員が目を覚ました頃、その全員がアンヌとツヨシの絡みやグール星人を見た記憶を無くしていた。
「何見てたっけ?」
「…、さぁ…?」
その時!
「隊長、何かありました?」
いつの間にか、少しやつれた間のあるアンヌがツヨシと共に基地に戻っていた。
もちろん、ツヨシも何が起こっていたかは覚えていない。
「さあ…、何だっけ?」
三太夫や他の隊員の『?』をよそに、アンヌだけ
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