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ウルトラマチュア
第1話:姿無き(?)侵略者リベンジ編!
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ウルトラセ○ンこと地球防衛隊員のモロ○シ・ダンが最後の戦いを終えて地球を発ってからはや2X年、彼と恋仲であったユ○・アンヌ隊員も地球防衛隊のお局様…、否、古参隊員として、日夜、地球の平和のために頑張っている。

「○ン…。」

彼、即ち『ウルトラセ○ン』の故郷であるM7○星雲のある方角を見上げては寂しくなる事もあるが、日常の彼女は、

「ほら、しっかりしなさい!」

と、男女を問わず、若手の隊員に活を入れるベテランであり、時には優しい姿を見せる頼もしく、誰もが尊敬する隊員にまで成長していた。
彼女がダ○と過ごしていた時の仲間隊員は皆、定年を迎えたか、他国にある地球防衛隊で勤務しているかであったが、アンヌ自身は寂しさを感じずに、今、目の前にいる仲間と共に地球防衛に勤しんでいる。

しかし、アンヌの成長に合わせて彼女の顔にシワやシミを作り出す『時』と言う名の永遠に不可変な存在は残酷にも、彼女を取り巻く環境に楔を入れようとしていた。

そう…、

かつて○ンやアンヌ達、地球防衛隊やウル○ラ○ブンに挑み、敗れていった宇宙人達が、再び地球侵略を始めようとしていたのだ!

『ヌハハハハ!セブ○無き今、地球を征服するなど、容易いわ!』

と、ばかりに、祈誓を上げる、かつての侵略者達が地球を目指していた。


そんなある日、パトロールに出掛けたアンヌと、同僚の若い男性隊員である堅守 強(カタモリ ツヨシ)隊員と、若い女性隊員である山崎 アキ(ヤマザキ アキ)隊員達3人の乗った車両『ポイント』の前に、謎の男が立ちはだかり、行く手を阻んだ。

「危ないでしょ!どいて下さい!」

3人の中ではリーダーとなるアンヌがポイントの助手席から降りて、謎の男に向かって叫んだ。
しかし、男はアンヌの注意も意に介さず、

「忠告しとくよ、お嬢さん達!」
「な…、お嬢さ、ん!?」

失礼な出方をする、増してや初対面の男から
『お嬢さん』
呼ばわりされ、侮辱された怒りと、既に誰からもお嬢さんなどと呼ばれなくなり、久しぶりに聞いた嬉しさが複雑に絡み合って、このふざけた男に何て言えばいいのか解らずに固まってしまったアンヌだったが、同時に、若かりし頃の記憶が蘇った。

(た、確か…、ダ○が最初に現れた時がこんな風だったって、フ○ハシ隊員が言ってたわね…、まさか、この人も…?)

アンヌが○ンと最初に出会った時の出来事を思い出していたその時!

「我々は地球防衛隊の隊員で、付近をパトロール中です!道をあけてください!」

運転席側から降りたツヨシ隊員が道を開けるように男に頼んだ。
後部座席にいたアキ隊員は左手のデジタルビデオ型無線機で本部にこの件を報告しようとしていた。

「悪いことは言わねぇ、この先には進まずに
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