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銀泡
第二章
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 馬はあらためてだ、広幸に言ってだった。 
 そしてだ、祭りの中央に案内すると。
 そこにそのジンポー族の人達がいた、女の子達も。
 その女の子達の服を見てだ、広幸は目を瞠って言った。
 赤を基調として緑や白、青の縦縞の模様が入った円錐型の帽子にだった。赤で丈が長めの白や青の糸で作った菱形の模様のスカートにと足を覆う生地に黒い靴。扇子や楽器も赤だ。
 赤は金色と同じく見慣れているので特に思わなかった、だが。
 袖は短く衿のない黒い上着の上に飾られた円形の飾りと短冊状の板を組みあせて作った前も後ろも覆う銀色のアクセサリー。帽子のテールや帯の赤も見たが。
 特にそのアクセサリーを見てだ、広幸は馬に唸って言った。
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