ラビリンス本土決戦
いざ敵地へ
第44話 6人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!
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ラブの部屋
「うわあ、ひどい。」
「あれだけのラビリンス兵士がなだれ込んだからね。」
「お掃除しましょう。」
「それから、ファミレスへ行きますか。」
「お父さん。」
「食事つくるのも大変だろ。明日も忙しくなるからね。」
「はい。」
ラビリンス総統執務室
「まだまだかかるな。」
「メビウス様、ここは無理をなさらず部下にお任せしてはいかがでしょうか。」
「それもそうだな。眠くなってきたし。」
「そうでしょ。私も、部下に交代して仮眠する予定です。」
「ああ、そうだな。目もおかしくなってしまうからな。」
メビウスとクラインは、席を外し、作業を部下に任せることにした。
2009年12月24日 クリスマスイブの翌朝 山吹家
「おはよう。」
「今日、パパに話したいことがあるの。」
「何だ。」
「祈里がプリキュアだってこと。」
「それなら、とっくの昔に分かっているぞ。10ヶ月前、タケシ君をこの動物病院へ置いてあの犬怪獣に立ち向かったことを。プリキュアでなかったら、あんなことできない。」
「やっぱり、そこから分かっていたのね。」
「そうだ。祈里よ、僕が24年前、尚子がプリキュアだと分かって交際し結婚したんだよ。」
「パパ。」
スウィーツ王国ナノ研究所
「全パラレルワールド制圧に向けて動きまっか。」
「まだ作業は完了していないと見るが、データ収集作業も間もなく完了するでしょう。」
「我が国は大丈夫でっか。」
「ラビリンスが手にした名簿はウイルス入りの偽名簿。あんなローテク芋コンピュータに侵略される国ではない。」
「それもそうじゃ。だが、メビウスはこの手で支配できなかった国と地域に対し、核攻撃を仕掛けてくることは間違いない。」
「もう既に手を打っております。部下に弾道ミサイル発射プログラム破壊を優先させ、メビウスをいい気にさせいる間、支配失敗地域の核攻撃をできなくします。」
「そうか。ところで、マザーコンピュータの所在は。」
「残念ながら見つかっておりません。ミサイル発射のプログラム破壊と併せて行ってはおりますが。」
「そうじゃの。」
桃園家ラブの部屋
美希と祈里が訪れている。
「ごめんね、タルト。」
「私たち、シフォンちゃんを守れなかった。」
「プリキュア失格よね。本当にごめんなさい。」
「ええんや。あんさんたちようやったで。」
「そうどすよ。」
高島平団地トリニティの寮
「これがそうなの。」
「そう、昨日言ってたパスポート、航空券と宿泊券が入っているわ。」
「どれどれ。あっ、あたしの顔写真。ビザも入ってる。しかも、興行用だ。航空券はあれ、帰りの便の指定がない。
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