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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ラビリンス本土決戦
いざ敵地へ
第44話 6人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!
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 ラビリンス 首都ピョンピョン 総統官邸内コンピュータルーム

 クラインは、透明キーボードでマザーコンピュータを遠隔操作をしている。そこに、幹部たちが捕まえたスウィーツ王国の妖精の子供たちを連れて入って来た。
 「パーーパ、マーーマ、ラーーブ、チーーカ。」
 ノーザは、例の葉っぱを取り出し鳴らし始めた。
 「プーーーウーーーーゥーーーー。」
 妖精の子供たちはおとなしくなった。その直後、メビウスが姿を現した。
 「よくぞインフィニティを手に入れた。陸軍曹長、イース、サウラー、ノーサー、ニューウェスター。そして、ノーザよ。」
 「ハッ、全てはメビウス様のために。」
 「よし、降りて手にするぞ。」
 メビウスは乗っているリフトを下降し始めた。その直後、リフトから降りた。
 「メビウス様。」
 「何だ。」
 「一緒に捕まえた妖精の子供たちはどうしますか。」
 「牢へ入れておけ。但し、問題の赤子だけば、専用のカプセルに入れておけ。」
 「ハッ。」
 「ノーザ以外、下がって良いぞ。」
 「ハッ。」
 ノーザを除く、陸軍曹長及び他の幹部はコンピュータルームから妖精の子供たちを連れて去った。
 「これか。」
 「ハッ。」
 ノーザは、メビウスにインフィニティを手渡した。
 「おおっ、白く輝いてる。本当に∞TB(無限大テラバイト)だ。」
 「ハッ。」
 「これぞ探し求めていた最後のピース。私の心が満たされていく。これで全パラレルワールドは私のものだ。ハハハハハハハッ、ガハハハハハハハッ。」

 スウィーツ王国首都アラモード内ナノ研究所前

 「エーーンエーーンエーーンエーーン。」
 「ワーーンワーーンワーーンワーーン。」
 「ワーーンワーーンワーーンワーーン。」
 「何でい何でい。」
 「カオルちゃん、ジュリアーノさん、たこ焼き屋のおじさんも。」
 「3人共、これを食べて元気出すんでい。」
 「ありがとう。」
 泣き続けていたキュアピーチ、キュアチビピーチ、パフェの3人はドーナツとたこ焼きを食べ始めた。」
 「アグン。」
 「美味しい。」
 すると、圭太郎、千香の母、ショコラの3人も姿を現した。
 「ラブ。」
 「エーーーッ、何でラブって分かるの。お母さんが喋ったの。」
 「違う。僕は24年前、お母さんと知り合ってから、プリキュアだと承知で交際し結婚したんだよ。」
 「そうだったの。」
 「ああ。ところで、ラブ。」
 「何。」
 「長老から重大な話があるそうだ。早く、女子トイレで着替えてからナノ研究所へ来てくれ。」
 「はい。」
 
 一方、千香の母娘は

 「ドーナツ、美味しい。」
 「千香、いつまで泣き続けていても仕方がないよ。」
 「シフォンちゃん。」


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