第二十話 日高大尉!居合もやるぜ!!その十一
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「しかしだ」
「心も強いとですね」
「その分さらに強くなりますね」
「暴力は所詮限られてますからね」
「ちんけな力ですからね」
「暴力教師を破滅させてやる方法はある」
悪田部が言うその方法はというと。
「通報だ」
「マスコミ各社に教育委員会に県庁なり文部科学省ですね」
「あと政党ですね」
「自民党とか維新の会とか」
「実は共産党もいいんですよね」
何故共産党が暴力教師を潰す為の通報先として有効かというと。
「日教組は民主党系ですからね」
「社会党から民主党に移ってますからね」
「だから共産党への通報も有効なんですよね」
「そうした暴力教師は日教組系ばかりですから」
そうした教師を擁護するから集まるのだ、日教組は平和を謳いつつ暴力には極めて寛容というのだろうか。
「民主党と共産党仲悪いですし」
「通報先には最適ですね」
「共産党は暴力嫌いですから」
「有効なんですよね」
「そうだ、暴力教師なぞ所詮小悪党だ」
悪田部から見れば余計にだ。
「所詮はな」
「そうですね、小悪党なんてあれですよね」
「幾らでも潰し方がありますね」
「然るべき場所に通報してやれば」
「あとネットで実名隠してもいいけれどおおっぴらに書けば」
「ブログとかツイッターで」
「そうしてやれば」
暴力教師の潰し方も容易になった、一匹の暴力教師の人生より何十人もの未来ある生徒の安全の方が重要であるのは言うまでもない。
「もうそれで、ですね」
「暴力教師の人生潰せますね」
「首に出来ます」
「これも悪の滅ぼし方ですね」
「そうだ、私自身だ」
悪田部にしてもだ。
「そうした小悪党は嫌いだからな」
「それで、ですか」
「その暴力教師はですか」
「容赦なくですか」
「始末してきたんですね」
「殺しはしない」
悪田部にしてもだ。
「しかしだ」
「それでもですね」
「連中の人生を叩き潰して」
「後の人生を真っ暗にしてやるんですね」
「懲戒免職に追い込んで後の就職も表の世界じゃ不可能にして」
懲戒免職にはそこまでの効果があるのだ、裏社会に入るしか方法がなくなるまでに社会的な体面を傷つけるのだ。
「死ぬより辛い苦しみを与える」
「一生、ですね」
「小悪党にはそれが相応しい」
自分より立場も体格も弱い相手をいたぶる様な輩にはというのだ。
「私は悪だが」
「それでもですね」
「悪は悪でもですね」
「悪田部さんのは大悪ですね」
「それも純粋な」
「小悪党ではないのだ」
間違ってもというのだ。
「そうしたことをする輩は小悪党だ」
「自分より弱い奴に暴力振るうとか」
「本当に下衆ですしね」
「小悪党と言うしかないですね」
「どう考えても」
つまり日本の教師にはそうし
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ