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キョンシー
4部分:第四章
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な」
 あらためて花蓮に言ってきた銅雀だった。
「どれだけ危険なことなのかな、キョンシーを扱うことが」
「ええ、よくわかったわ」
 その疲れきった顔で答える花蓮だった。
「とてもね」
「ならもう二度とするな」
 兄は言った。
「わかったな」
「ええ」 
 頷くしかない妹だった。本当に彼女も今回ばかりはもう二度としない、そう誓ったのであった。目の前には棺達が何もなかったかのようにそこに横たわっている。


キョンシー   完


                  2009・11・7

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