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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0976話
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まで顔を赤くしているってのは色々と新鮮だな。
 そんな風に思っていると、不意に背後から別の相手に抱きつかれる。
 チラリと視線を向けると、そこにいたのは美砂。
 円と同様に薄らと化粧をしているのが分かる。
 一応2人共実働班所属という事で、ここ最近は俺ともそれなりに付き合いがあるんだが、やっぱりこうして化粧とかをしていると随分と印象が変わるな。
 基本的に訓練とかの時は化粧とかしないのが当然だし。その辺に関しては、コーネリアやスレイにしても同様だ。
 いやまぁ、基本的に化粧をしなくても十分美人だというのはあるんだけどな。

「ね、アクセル君。これで一緒に暮らせるね」
「ああ、そうだな。お前の両親にも挨拶は済ませたし」

 色々と緊張感のある挨拶だったのは事実だが。

「あー、まだ春だってのに、もう暑いんですけど……いや、熱いんですけど。全く、魔法使いとしては取り締まらないといけないのかにゃー?」

 俺と円、美砂を見て明石がそう告げる。
 明石も今や立派な魔法使い見習いだ。
 父親が魔法先生だし、何らかの魔法関係のトラブルで死んだ明石の母親も魔法使いだったらしい。今では父親から魔法を習得し、ある程度の魔法を使えるようになっている。
 こっちも大学進学組だな。
 ……まぁ、バスケットの推薦入学ではなくて、普通に受験しての進学だが。

「何よ、羨ましいなら裕奈も恋人作ればいいじゃない。結構告白されてたんだから。……そのホルスタインに目が眩んだ男共に」

 美砂の言葉に、明石は怒るでもなくその胸を強調する。……F、いやG。下手をしたらH、か?
 ともあれ、その巨大な胸はバスケットをやるのに邪魔じゃないんだろうか。

「ま、暫くはそんなつもりはないかにゃー」
「このファザコン」

 そんな風に、卒業式を終えたばかりとは思えない態度で……いや、だからこそはしゃいでいる3-Aのメンバーと共に、俺は卒業パーティをやる場所へと引っ張られていくのだった。
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