4部分:第四章
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」
「楽しみにしていよう」
美果もまた言うのだった。これまでになく明るい声で。
「来年ね」
「そうだな。また来年な」
「待っていましょう」
こう話していく三人だった。暗い障子の中の部屋だったがそこに入る月の光は優しい明るさを見せている。その光の中で三人はまだ障子を見ているのだった。その影が見えた障子を。
影絵 完
2009・9・17
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