暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico20笑顔〜Reinforce Eins〜
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たフェンリルがリインとアインスの手を取って、「お先にどうぞ♪」すぐ後ろに並んでた恋人さん達に先を促してから列から出たです。
「あの、フェンリル・・・?」
「良かったのか? リインなら私が見ていたし、お前だけでもやって来れば良かったのに」
「いいの、いいの。ひとりでやるなんてつまらないし。アインスだけじゃなくてリインと一緒に楽しみたいもの。2人の内どっちが欠けてもアウト。そういうわけで、スライダーはもうやめて、各種プール巡りにしよう」
フェンリルは本当にそう思ってくれてるって判るです。ですから変にリイン自身を卑下すると、フェンリルの思いを汚しちゃうですから、「はいですっ!」フェンリルの提案に賛成します。アインスも「私もそれで構わない。プール巡りをしながらみんなの様子を見よう」賛成です。
「一番近いのは第3流水プールね。誰か居るかなぁ〜」
そういうわけでやって来ました流れるプール。星型をしていて、中央には噴水があるです。プールの形も理由なのか利用者の大半が幼い子供です。フェンリルが「ここには誰も居ないみたいだし、次に行こう」そう言って歩き出しました。そして次に向かうのは、温泉プール、という水ではなく本当の温泉を溜めたプールです。
「あ、シグナムが居るです!」
子供より大人の人数が多い温泉プールに、見慣れたポニーテールがあったです。壁に背を預けて、上げた両腕はプールサイドに乗っけてるです。完全にお風呂に浸かってリラックスしてる感ですね。そんなシグナムに「湯加減はどうです?」声を掛けます。
「お前たちか。いや、少し温いなやはり。天然の温泉だということだが、さほど熱くはない。プールが近いこともあるからだろうが」
そう言ったシグナムが温水を両手で掬ってリインの手に掛けたです。確かに「熱くもなく冷たくもないです」お風呂大好きなシグナムが好む水温ではなかったです。
「お前たちもどうだ。水で冷えた体を温めるのにはちょうどいいぞ」
そう誘ってくれたですが、「それほど冷えてないですので・・・」お断りしました。これからまた別のプールに入りますし、どうせ入るなら最後の方が良いです。アインスとフェンリルも同意見でしたので・・・
「リイン達は次のプールに行くです」
「そうか。では私もそろそろ行こう。確か競泳用プールがあったな。そこでひと泳ぎして来よう。また後でな、リイン、アインス、フェンリル」
「はいです」
「後でね〜」
「シグナム。ビキニタイプの水着のお前だ。無茶な泳ぎをして、猥褻物陳列の罪で捕まるような真似は――」
「せんっ! が、気を付けよう」
アインスにそう言われて少し顔を赤らめたシグナムと別れて、次はサーフィンプールという波を作りだす装置のあるプールへ向かいます。到
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