暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico20笑顔〜Reinforce Eins〜
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へ行こうとします。完全無視ですね。けど、「シカトなんてしないでさ〜」男の人がリイン達の前に回り込んで来たです。

「申し訳ないが他を当たってくれないか。家族水入らずで楽しんでいるのだ」

「そう言わずにさ。その小さい子は他の人に預けて〜」

「君と彼女が俺たちと遊んでよ」

「お誘いありがと。でもお受けしませ〜ん。そういうわけでじゃ〜ね〜」

「いいじゃん、いいじゃん。そんなこと寂しいこと言わないでさ」

「俺たちと夏の思い出を作ろうよ」

男の人2人がアインスとフェンリルの空いてる手を取ろうと手を伸ばしてきたですよ。ここでフェンリルの放つ空気がガラリと変わった気がしたです。

「くどいぞ、人間。我らは家族で遊びたいと言っているのだ。己が欲でその大切な時間を潰そうと言うのか? 極戯けめが。今すぐ我が目の前より去ね。でなければ二度とナンパという斯様な真似が出来ぬようにその身から大事な○×△□を食い千切るぞ」

リインとアインスを庇うように前に躍り出たフェンリルがそう言い放ったです。アインス達よりずっと長い年月――数千年と生きたフェンリルが出すソレはとても怖いものらしく、
男の人たちは蛇に睨まれた蛙のように(実際に見たことないですけど)縮こまってしまい、一歩二歩とフェンリルが歩み寄ると、「うわぁぁぁぁぁ!」絶叫しながら去って行きました。

「フェンリル。殺気まで叩きつけることはなかったのでは・・・」

「いいよ、あんな奴ら。アインスだって気付いてたでしょ。奴ら、私とアインスの胸ばっか見てた。下心丸見え。そんなに好きならお互いの胸でも揉んでろって話」

大きな胸を張るフェンリル。同じ女の子でも目が行っちゃうですよ。嘆息したフェンリルはもう1度リインの左手を取って、「さーて。エロガキ共も追い払ったし、早く行こう♪」促したです。だから「アインス、行きましょう」リインはアインスに右手を差し出すです。

「ああ、行こう」

また3人並んで歩くです。目指すはまだ順番待ちの人数が少ないウォータースライダー。列に並んで数分。いよいよというところで、「あ」リイン達3人の口からそう漏れたです。階段横にはキャラクターの立て札があって「130cm以上から利用可能、ですぅ・・・」そう書かれてました。リインのアウトフレームの身長は120cmちょっとですので、あと数cm足りないです。

「身長制限があるやつもあるんだ〜。さっきのには無かったのに」

「・・・後ろもつかえていることだし、とりあえず離れよう」

「ま、待ってください。リインは待ってますから、アインスとフェンリルはどうぞ行って来てください!」

リインひとりの所為で、スライダーで遊べないなんて嫌ですからそう言ったんですけど、「ううん。離れよう」一番乗り気だっ
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