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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
団結力こそ最強の力なり
ラビリンス総攻撃再開
第41話 目指せ!関東予選突破!!
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くやった。不幸のゲージが満タンになったぞ。」
 「あの声は。」
 「メビウス。」
 「あっ、あの痛みから解放されたぞ。」
 「サウラー様。」
 「引き上げるぞ。」
 「シューーーン。」
 「しまった。」
 「逃げられた。」
 「不幸のゲージが満タンになったって。」

 ラビリンス総統官邸内執務室

 「見よ、クライン。」
 「ハッ。」
 「GPSにスウィーツ王国の航空写真が映ったぞ。」
 「本当だ。」

 スウィーツ王国ナノ研究所地下室

 「ウーーーッウーーーッ。」

 ナノ研究所

 「しまった。インフィニティが警告音を発している。」
 「所長。」
 「大変です、地下金庫に保管してあるインフィニティが反応しております。」
 「やっぱり、ラビリンスに突き止められてしまいました。」
 「それだけではないだろ。封印は明らかに解かれている。早急、国王と長老に知らせよ。」
 「はい。」

 日比谷公会堂観客席

 戦いを終えて、警察から事情を聴かれたキュアピーチだけが、そのままの姿で残っている。他のメンバーは女子トイレなどで変身を解いている。
 「不幸のゲージは満タンになってしまった。」
 「ラブちゃん。」
 「今は1人にしてあげた方が。」
 「でも、いつまでもあの姿じゃ。」
 「ああっ。」
 「大輔が姿を現した。」
 「あっ。」
 「ピーチさん。」
 「ああーーっ。」
 他の5人は隠れた。
 「あんな化け物やっつけちゃうなんて、やっぱすげえっすね、プリキュアは。」
 「全然すごくなんかないよ。全然ダメ。」
 「そんなことないっすよ。あーーっ。ダメダメなのは俺の方だ。本当は俺のダンス大会で優勝したら、ラブに好きだって言おうと思ったんです。」
 「ああーーーっ、あっ。」
 「だから、絶対負けられねえって一生懸命練習したはずなのに、予選すら通らなかった。だから俺、ダメダメなんです。」
 観客席出入口にタルト、シフォン、ナッツが姿を現した。
 「大輔はん、いくら何でもタイミング悪過ぎや。」
 「本当だナッツ。」
 「プリーーッ。」
 「あれ、どうかしましたか。」
 「ごめん。」
 ピーチは別の方向から去って行った。
                         完
 
 
 

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