奥義2. 自己紹介、僕の名前は小鳥遊 遊助!って気安く呼ぶな!!
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。」
「よ。」
「「「キャアアア!!?」」」
い、いつの間に!?
気が付くと、そこにはさっきまで大道芸をしていた小鳥遊君が私たちの間に立っていました。
「あんた、いつの間に!?」
「今だけど?」
「皆から質問責めとかされてたんじゃないの!?」
「マジックで抜け出してグソクに任せてきた。」
小鳥遊君に言われさっきまで小鳥遊君がいたところを見るとグソクちゃんが一人、というか一匹で玉乗りをしながらジャグリングをしていた。
二回目だけどあの子ホントに虫なの!?
「わぁ、グソクちゃん凄ーい。」
「あれ、ホントに虫なの?」
「れっきとした虫だぞ?深海生物だけど。」
深海生物だったの!?
「ただ字が書けてそれで意思疎通できて体も自分で洗ってちゃんと布団で寝る礼儀正しい地上でも生活できるちょっと変わったグソクムシなだけだ。」
その時点でもはや虫の領域を超えてると思うんだけど!?
「へ〜、凄いんだねグソクちゃん。」
すずかちゃん!凄いの一言で済ませられるレベルじゃないよ!?
「まあそれはともかくとして、お前今朝のドジッ娘だろ?」
「ド、ドジッ娘って…。」
もうちょっと他の言い方はなかったの!?
「まあ間違ってはないわね。」
「アリサちゃん!?」
そこは否定してほしかったの!
「ごめんなのはちゃん、私も否定できない…。」
「すずかちゃんまで!?」
二人ともヒドイの!
「うぅ…。」
違うもん、なのはドジッ娘じゃないもん…。確かによく転ぶけど…。
私は思わず泣きそうになりました。
「ゴメンゴメン、冗談よ。」
「だから泣かないで、なのはちゃん。」
二人は泣きそうになる私を見て誤りながら慰める。
二人とも意地悪なの…。
「話続けて良い?」
「小鳥遊君のせいでこうなったんでしょ!?」
「悪い悪い。」
絶対反省してないの…。
「んで話の続きなんだけど、足大丈夫か?」
「え?」
小鳥遊君は私の怪我したところを見ながら聞いてくる。
「あ、うん。今はもう大丈夫、痛くないよ。」
「もしかしてあんた、心配して来たの?」
「まあな、一応ケガ人だし。」
小鳥遊君…。
「優しいんだね♪」
「だろ?」
その最後の一言で台無しだよ。
でも…。
「ありがとね、小鳥遊君♪」
「遊助で良いぞ、もしくはユウとかユウ君とかでも良い。」
「じゃあ遊助君って呼ぶね。」
「なら私も遊助って呼ばせてもらうわ。」
「じゃあ私も遊助君で♪」
「気安く呼ぶな!!」
「「「ええっ!!?」」」
どっちなの!?
「冗談だ、まあよろしくな。じゃあそろそろ授業始まるから席戻るわ。」
そう言って小鳥遊君は自
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