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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第二十話 日高大尉!居合もやるぜ!!その三
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「おどれ等何をやっとるんや!」
「ああ!?何だ爺!」
「モブの分際で主役に説教かよ!」
 殴られた二人も変身スーツの上にそれぞれ怒りの血管を出しつつ反論する。
「しかもいきなり殴ってきやがって!」
「何てことしやがる!」
「俺達が何をした!」
「ただ俺達のアピールしてるだけだろ!」
「演歌歌手やアイドルの人と一緒だよ!」
「それの何処が悪いんだ!」
「五月蝿いわ、この腐れ外道!」
 熊田さんは二人を再びステッキで殴ってから言い返した。
「毎回毎回卑怯なことしくさって!」
「だから言ってるだろ、勝てばいいんだよ!」
「勝った奴が正しいんだよ!」
「パワーオブジャスティス!」
「それがこの世の掟なんだよ!」
「オララララララララララ、裁くのはっていうだろ!」
「俺のスタンドだってな!」
 今度はあの漫画の様なポージングをしつつ言うのだった。そして二人はその背に某白銀の星の様なスタンドと赤い魔術師の様なスタンドを出してさらに言った。
「何なら俺達のスタンドも出してやろうか!」
「俺達スタンド使いでもあるんだよ!」
 今出て来た設定である、尚スタンドの目には黒い横線が入っている。
「スタンドは人気あるからな!」
「スタンド使いのところもアピールしてやる!」
「さあ皆俺達を応援しろ!」
「グッズ出たら買え!」
「そうしたことを言うのが腐れ外道たる所以じゃ!」
 熊田さんが二人を殴るのはこれが三回目であった。
「正義のヒーローが我欲出すのか!」
「それの何処が悪いんだよ!」
「金を儲けて何が悪いんだ!」
「世の中力と金と女だろ!」
「これが全てだろ!」
 今度はこんなことを言い出す二人だった。
「その三つがあれば正義なんだよ!」
「だから俺達も金儲けるんだよ!」
「グッズ買った金で魔法少女リリカルなのはの一期から三期までのブルーレイ買うぜ!」
「やっぱり田村ゆかりさん最高だな!」
 とはいっても二人は王国民ではない。
「水橋かおりさんと水樹奈々さん、釘宮理恵さんも出ててな」
「デビュー当時の井上麻里奈さんの演技もいいな」
「清水愛さんも植田佳奈さんもいて」
「いいアニメだぜ」
 名作である、紛れもなく。
「そのアニメを全部買うんだよ、その金でな」
「あと写真集は柏木由紀さんだな」
「あの人スタイルに抜群だしな」
「神セブンの一人だけあるぜ」
「やっぱり、AKBは最高だぜ!」
「モー娘。もいいけれどな!」
 こう言い続ける二人だった、そうしてビラを配り拡声器で宣伝するが。
 遂にはお巡りさん達が来てだ、二人にこう言って来た。
「御前等いい加減にしろ!公共の場で騒ぐな!」
「正義の味方が宣伝してるんだよ!」
「それ位何でもないだろ!」
「ある!許可は得ているのか!
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