30話:ご自由にお持ちください
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アンプに話しかける。
そしてコントラファゴットも発見し、ダンベルにはなりそうもないなとちょっとずれた発言をしながら片手で持ち上げた。
さくらがコントラファゴットを置き直すとゴンという音がして、その音で寝ていた餃子ロボが起動する。
「餃子食ってけー」
「む? では頂こう」
オーガと呼ばれた歴戦の戦士はこのくらいでは動じない。
「チーン!!」
勿論、チーンて明らかに冷凍食品だろそれなんてツッコミもしない。
「ふむ、これは中々旨い‥‥‥」
しかも食った。それどころか当麻紗綾用のニンニク増量餃子をウマイと言っている。プロテインを主食とする格闘家はやはり常人と違うところがある。
「そういえばアンプは餃子は食えないな。我のパンで良ければ食うがよい」
差し出されたアンプはおとなしく従って食べる。
その様子を微笑みながら見ていたさくらだが、ふとデイパックの中に何か特殊な形状の物が入っているのを見つけた。
取り出して見ると、それはレイピアだった。
「ふむ、我には必要ないな」
さくらは格闘家である。武器とするには自分の拳だけで十分だし、自分には剣の心得はない。この先レイピアなんて特殊な武器を使う仲間が出来る可能性も低い。
ならば荷物はなるべく少ない方が良いと考え、レイピアをそっとコントラファゴットの隣に置いた。
そしてもうひとつ、デイパックの底に何かがあるのを見つけて取り出す。
感触はDVDのパッケージのようだった。
そしていざ取り出してパッケージを見るとそこには―――
クッソ汚い男たちが絡み合っている絵柄があった。
これには流石の超高校級の格闘家も硬直する。
そのタイトルは『真夏の夜の淫夢』とあった。
説明書と思われる紙を無言で読んでみると、どうやらただのクッソ汚いホモビらしい。
さくらは説明書を握り潰し、その場に捨てると真夏の夜の淫夢をつかみ、、
「ふん!!!!」
と、壁にめがけて投げた。
真夏の夜の淫夢はそのまま真っ直ぐ飛んでいき、やがて壁に突き刺さって止まった。
その様子を見ていたアンプは心臓が止まりかけていた。
【大神さくら@ダンガンロンパ】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、アンプ@斉木楠雄のΨ難
[思考・状況]
基本思考:主催の妥当
1:アンプももとの場所に帰してやりたい
2:苗木達と合流
3:強い味方が出来れば心強い
◆
かくして、G
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