団結力こそ最強の力なり
成仏できない悪霊ゲキイテエー
第40話
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クルーズの。」
「お食事をしながら、東京湾を遊覧するあの船ね。」
「すごい。」
「きっと、貴重な体験ができるわね。」
「いっぱい、おしゃれして行かなきゃね。」
「うふふふふふっ。」
「うむっ、無理無理。1人で船上パーティなんて緊張しちゃうし、それに着て行く服も持ってないもの。」
「エーーーッ。もったいないなあ、ブッキー。」
「ふうーーっ。」
山吹動物病院
「ただいま。」
「お帰り。あら、ラブちゃん美希ちゃん由美ちゃんも一緒ね。良いところへ来たわ。祈里、これ健人君からもらったでしょ。」
「ママも。」
「もしかして、家族単位でのご招待。」
「そうよ。パパも手にしてるわ。」
「その方が安心ね。」
「ねえ尚子オバさん、ブッキーの部屋へ行って良いかしら。」
「良いよ。」
「ブッキー、行こ行こ。」
「うん。」
祈里の部屋
数分後、祈里宛に宅配便が届いた。
「これって。」
「健人君だからね。」
祈里は、届いた宅配便荷物を開けてみた。
「ああっ、あーーーっ。」
「うわぁーーー。」
「ドレスのプレゼントだ。」
「これを着てパーティーにおいでってことよね。」
「こんな高価そうなものもらえないよ。.....。クローバー。」
「素敵。きっと、ブッキーのために選んでくれたドレスなのね。」
「エーーーッ。」
「せっかく、健人君が誘ってくれたんだし。」
「楽しんで来なさいよ。」
「でも。」
「うふふふっ。」
「で、出航日はいつ。」
「えーーーと、明後日の11時50分。」
「明後日の11時50分ね。」
「分かったわ。明日、ミユキさんたちにも知らせないとね。」
「そーーう。」
ラビリンス総統官邸内 謁見の間
「メビウス様、1ヶ月ほど前から御子柴グループを探っていました。不幸のゲージ満タン目指して配下を付けて出動を希望したいのですか。」
「ニューウェスターよ、何をして満タンを目指すのか。」
「シージャックです。」
「シージャックだと。海の治安部隊までも揺さぶるのか。」
「ハッ。」
「どの船を狙う気だ。」
「東京湾クルーズのシンフォニー・モデルナです。」
「乗合船か。」
「ハッ、乗合船の方が同乗しやすいからです。既に配下の兵士の分までチケットを手配しております。」
「そうか。相分かった。ニューウェスターよ、配下の兵士共々行くが良い。」
「ハッ。」
ニューウェスターは去った。
翌日、赤塚公園レッスン会場
「何、祈里ちゃんが家族共々船上パーティに招待されたって。」
「はい。」
「何事も起きなければ良いのだけど。」
「ラビリンスは、不幸の
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