団結力こそ最強の力なり
成仏できない悪霊ゲキイテエー
第40話
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2009年11月20日金曜日四ツ葉高校放課後
「ああーーーっ、授業終わった。今日はレッスンなしだからね。」
「あら、珍しいわね。」
「トリニティ今日ダンスショーの開催日だからね。」
「そうなの。」
「ねえ由美、いつものドーナツカフェへ行かない。」
「うん、行こう行こう。」
その後、あの男子高生3人が姿を現した。
「健人、あの白詰草へ通ってる子に渡すのかい。」
「うん。」
「無理しちゃってよ。家族単位で招待券送ってんだろ。」
「僕の場合違うんだ。バースデープランだから。」
「バースデープラン。」
「そう、2名1室で個室を手配しているからね。」
「良いなあ。」
「白詰草の子って、名前は確か祈里ちゃんだったよね。」
「うん。」
「祈里ちゃんにバースデー祝ってもらい、ひと時過ごしたいんだ。」
「健人、やるね。やるやる。」
「祈里ちゃんに想いを寄せてるんだ。」
「ところで、どこで待ち構えるのか。」
「駅では人目に付くから、高島大門交差点南の森で茂みに隠れてから。」
「良いね良いね。」
今日も美希と祈里と麗子の3人は、池袋で待ち合わせ一緒に家路へ向かってる。
数十分後、高島平駅
「フォン、ゴオーーーーーッキューーンキューーンキューーンキューーンキューーーーウーーーゥーーーッ。プシュッ、ピンポンピンポン。」
「ピューーーッピューーーッ。」
「新高島平、新高島平。」
「着いたわ。今日、真っ直ぐ帰るの。」
「うん。」
「久しぶりね。この駅で降りるのも。」
2人は改札口へ近付いている。」
「ピッ....ピッ。」
2人は駅舎を出た。
高島大門交差点南の森
「来るのか。」
「今日は、ドーナツカフェへは寄らないはず。」
「そうか。」
美希と祈里は、高島大門の交差点を通過した。
「来たぜ。」
「おら、出なよ。」
「ああーーっ、ああーーーっ。」
「健人君。」
「健人君だけではないわ。裕喜、出て来なさい。」
「わあーっ。」
「裕喜、あたしには。」
「いいえ、何でもありません。」
裕喜は一足早く去って行った。
「どうしたの。」
「あのー、山吹さん。これ受け取ってください。」
「ええーーっ。」
健人の他、大輔も姿を現し去ってしまった。
「どう言う風の吹き回し、ラブにも来てもらうわ。」
「うん。」
新高島平駅前付近の商店街
ここで、ラブと由美の2人と合流した。
「船上パーティ。」
「うーーーん、これ。御子柴グループが保有している豪華客船『シンフォニー・モデルナ』で行われる船上パーティの招待券なんですって。」
「シンフォニーって、東京湾
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