敵地にいる敵は
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ありがとう。」
未来は転移魔法を使って移動した。
「ハヤテ、貴女も感染していますよね。二人は囮で、貴女が未来から技術を聞くつもりだったんですよね。」
はやてが笑い出した。
「流石は元、理のマテリアル。どこでわかったんや?」
「未来がグレイモアアローを撃ったときに二人に防護魔法が発生したから気づつけたのです。二人の元には他の二人がいます。そして今、此処にアリシアも向かっています。」
「シュテル、早く戦いせえへんか?早く未来を追わなければならないんや。」
「負けませんから。こんな形で戦う事になるなんて。」
「シュテルのオリジナル。僕は負けないぞ。未来は追わせないぞ。」
「レヴィー、私は未来君に聞かないといけないことがあるんの?」
「もう少し、此処にいてもらうぞ。」
なのはの元にはレヴィーがいた。
「子鴉の仲間がこんなことをして恥ずかしくないのか。」
「ディア、私たちにはやることがあるんだよ。通してくれないかな。」
「戯け。此処は通さん。」
フェイトの元にはディアがいた。
未来は転移をしながら気づいた。
「綾の魔力反応が無くなった?代わりに何か大きい魔力が出てきたんだけど。」
そこに管理局緊急通信が入り
『これよりおとめ小隊、隊長アリシア・テスタロッサ。同副隊長リニス・テスタロッサは時空管理局機動6課所属魔導師と交戦に入ります。数は五人。中に未来の妹がいるけど倒しちゃうから。』
「よろしく頼んだ。僕は全ての元凶を倒して来るよ。」
「お互い気をつけて。」
「そうだね。」
通信が切れた。
結局、綾までもが感染してしまった。
未来は急いで犯人のもとに向かった。
未来が着く少し前
「未来じい様は夏村家の中で最高の素質を持っていたんだ。そんな中未来じい様は言ったんだ。『こんな差別世界は消すべきものなんだ。』君達は未来じい様騙されているんだよ。」
「そんなの嘘や。」
「未来君がそんなことを言うわけがない。」
「未来はもっと優しい。」
「この映像を見ても同じことが言えるかな?」
すると機動6課に未来のスピーチ映像を見せた。
その映像には強烈な感染物質が分泌される成分を含んでいた。
「っね。本当だったでしょ。未来じい様は宣言していたのさ。僕は未来じい様の行動を阻止するためにいるんだ。手伝ってくれる?」
「もちろんや。」
「未来君を犯罪者にするわけにはいかないもの。」
「未来を正気に戻してみる。」
「ありがとうございます未来じい様の友達の皆さん。」
「私たちはどうすればいいんや?」
「対抗策を考えるために、未来じい様から銀河鉄道の技術を聞き出してほしんだ。」
「了解や、皆、任務開始や。」
皆が動くなか綾だけは
「兄貴はそんなことはしない。」
綾だけは感染に対抗したが、菌に負け
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