機動戦士ガンダムSEED編
第10話
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三隻同盟率いて連合軍とザフトの戦闘に第三勢力として介入。ヤキンドゥーエ戦役が終わった後は戦後処理に参加しないでは済まされない身分だろうにオーブに引っ込んだまま世間から姿をくらまし、「SEED DESTINY」ではコーディネイターの部隊に襲われたからと何の確証もなしにザフトの部隊だと決めつけ、最終的にディスティニープランを提示したデュランダル議長率いるザフトと戦い勝利、そのままプラントの重役ポストへ
………ざっくりとはしているアニメでの彼女のやってきたことである。クライン派が彼女に何を期待しているのか知らないがホントにこれ何がしたいんだ?プラントの政権を取りたいならヤキンドゥーエ戦役が終わった時点でプラントに戻れば影響力からして多分大丈夫の筈だし、平和を望むならやっぱりプラントに戻るべきだ。コーディネイターの部隊にしたってザフト以外の可能性だってあるし、まず平和の歌姫だのもてはやされているがやってることは全部武力による自分に従わない者の弾圧にしか見えない…。なぜそんな女をクライン派やプラントの市民は崇拝するのか?そしてまずアークエンジェルの面々やオーブ軍関係者やらは賛同したのか?
…まあ、今考えても仕方ないか。少なくともオレがラクス・クラインに賛同する等まず有り得ないということだな。
思考を中断し、オレはジンを操作してアークエンジェルのいる方向へと向かっていった。
アークエンジェルのMS格納庫。そこにマリュー、ナタル、ムウの三人に整備員、保安要員が集まっていた。オレとキラもその場にいる。これらの面々が集まった理由はこの格納庫にキラが運び込んだ救命ポッドにある。この救命ポッドがプラント製の物であった為、ザフト関係者の可能性が浮上したのでマリュー達や保安要員まで呼び確認を行うことになったのだ。オレも先程マリューに呼び出されここにいる訳だが…
隣にいたムウが顔をこちらに向けながら話しかけてきた。
「しっかし誰が出てくるのかねぇ、そこんとこどう思う?」
「そうだな…、まあ軍人とかそういう類の人間ではないと思うな」
「へえ、何でそう思う?」
「何、勘みたいなものだ。特に根拠もないよ。とにかくこちらにとって害になるような人物じゃないことを祈ろうぜ」
「そうだな。…っと、開けるみたいだぜ」
ムウの言葉通り、丁度マードックが扉のロックを解除したようで空気の抜けるような音を出しながらポッドの扉が開いていく。保安要員はその瞬間に銃を構え、他の面々もキラ以外は気を引き締めポッドを見据える。だが、そこから出てきたのは…
『ハロ、ハロー。ハロ、ラクスー、ハロー…』
何とも場の空気にそぐわない声を発しながら浮かんでいるピンクの丸いナニカだった。
「
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