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東方夢幻録
博麗の巫女と異変
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4人目だぜ」「人の揚げ足とらない」
 「あの・・・ここ神社ですよね。賽銭入れていいですか?」すると紅白の巫女服を着た少女は、「大歓迎よ?」「なんで賽銭入れるんだよ。こいつのとこに入れてもろくなこと無いぜ?」俺は魔理沙さんの言葉を無視してポケットに手を突っ込んだ。

「あれ?財布がない」「さいふってなによ」「お金を入れるものです」

「えー、じゃあお賽銭いれられないの?」「ドンマイだぜ。霊夢」霊夢さんのショボンとしたところが可愛いと思った。


  



俺と魔理沙さんは、これまでのことを説明した。

「ふ〜ん、あんたが異変の元凶なんじゃないの?」霊夢さんが俺を見つめてそう言った。

「おいおい、霊夢賽銭入れてくれなかったくらいで、それは無いんじゃないか?」「それとこれとは話が別、それに頭のなかに情報があってその通りにやったら飛べたってうさんくさいけど、能力だって使えるんだし、間違いないんじゃない?」

最近結界か緩んで外来人がよく来るようになったらしい。霊夢さんは、その異変の元凶が俺だと疑いを掛けているようだ。


「違いますよ。俺は異変なんで起こしてません。」「どうだか、違うのだとしたら異変解決を手伝いなさい?」「お、霊夢が珍しくやる気だぜ。」「これ以上、外来人に来られたらたまったもんじゃないからね」「じゃ、本格的な異変解決は明日にして彩斗の居候場所探しも兼ねて幻想郷巡りと行こうか。」
(居候って・・・)俺は少し困惑したような表情でそう思った。
「いってらっしゃい。先に言っとくけど、この神社には居候させないわよ?」






 「まずどこに行くんですか?」魔理沙さんに尋ねる。

「まずは、うーん・・・紅魔館だな」















「この異変を解決する運命を持つ者がここに来るわ・・・」蝙蝠のような翼を生やした少女が笑みを浮かびそういった。  

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