博麗の巫女と異変
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「とりあえず霊夢のとこにいってみるか」魔理沙さんが俺を見つめながら言った。
「歩いて行く気?」アリスさんが魔理沙さんにたずねる。「それしかないだろ?こいつ飛べないだろうし、私の箒で乗せてってもいいがこいつもあやせみたい酔うぞ?」
「あの、俺飛べますよ?」
「え?お前 あなた 飛べるの(のか)?」魔理沙さんとアリスさんは同時に驚くように言った。
ふたりがハモったのがツボに入ったのか俺は笑いをこらえて、落ち着いてから「ほら」そう言うと俺は
宙に浮いて見せた。「あと」小さい光の粒を飛ばした。「なにこれ?」アリスさんが不思議そうにそれを見つめると、突然爆発した。
「キャッ」可愛い声を出して腰を抜かすアリスさん。「スぺカも使ってないのに弾幕だしやがったぞ」
と驚く魔理沙さん。
「一体どうやって飛んだりその爆発する光を出してるの?」アリスさんが立ち上がって恥ずかしそうにコホンと咳払いをしてたずねてきた。
「自分にもよく分かんないけど、頭のなかに内容が浮かんだんです。それに従ったらできました。ちなみにさっきの光のタマは弾幕じゃないです。輝爆玉というものらしいです」
「いや、らしいって・・・それに頭の中に情報があったとしても浮かぶのは難しいぞ?霊気を集めたりとかするし仮にそれも頭ん中に入ってたとしてもすぐにやるのはまず無理だぜ?」
「魔理沙が言ってることも一理あるけどそれより飛べるとか言って飛べなかったらどうするつもりだったのよ?」アリスさん問いかける。
「でも飛べたし、それになぜか確信があったから」俺はそう答えた。
「何にせよ、歩かなくて済むんだからそれでいいじゃないか。あんま深く考えてもしょうがないだろ?」
「あ、私イツキと約束してたんだった。」「お?なんだ?デートか?」「違うわよバカ、とにかく大事な用だから私は行けないわ」
と言い残すとアリスさんは飛び去ってしまった。
(誰なんだいつきってまさか、彼氏持ち?くっそー脈ありかと思ってたのに)
「どした?彩斗、拳作ってそんな険しい顔で見つめて、もしかしてお前・・・」魔理沙さんは何かを察したように悪戯口調で「お前アリ・・・・」「さー、さー。その霊夢って人のところに行きましょう早く!」
俺は魔理沙さんが言い終わる前に大声でさえぎった。
「ちぇ、分かったよ。」
魔理沙さんについて行くと、赤い鳥居を見つけた。その真ん中に女性が箒で落ち葉などを掃いている「降りるぜ?」魔理沙さんに言われて、俺は輝爆玉を手に集めその衝撃で空から降りた。
ズドーン!!
土煙をまき散らし降りた地面の足元には軽いクレータのような穴が空いた。
そのあとに魔理沙さんが降りてきた。
「また外来人?これで何人目よ」「1
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