蘇生アイテム
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真っ二つに折れる。そしてまた全員驚く。しかし、リーダーは素早く剣の攻撃範囲から出る。その後、ゲツガは言った。
「武器も折られたし、俺の気が納めるために一発殴らせてもらうぜ」
ゲツガはそう言って顔面に食い込むほどのパンチを決めた。しかし、こいつらも一応攻略組後ろに飛んで威力を抑えた。そのせいで一発終了にはならなかったが後一ドットでも減ればこちらの勝ちだろう。
「どうせ、あと一ドットでも減れば俺の勝ちなんだから、俺の勝ちでいいよな?他の武器を使ってもまた同じように折ってやるよ。今度は手加減ナシに殴るけど」
「テメェー!運良く武器が折れて攻撃がはいったからって調子こいてんじゃねぇ!!」
そう叫び、新たな槍を装備をして突っ込んできた。しかし、横一線に槍の先端に叩き込む。すると真ん中から上下に斬れてポリゴン片へと変わる。
「降参しとけば良かったな、俺はもう甘くはないぞ?」
そう言うとゲツガはしたからアッパーを顎に入れる。それを食らった聖竜連合のリーダーはHPが半分以下になり負けが確定した。そして、勝者と敗者が決まった。その後、約束どおり、聖竜連合は退散して言った。そして退散して行った後、クライン達が近くに来て、各々がさっきの試合での事を聞いてくる。それを適当にあしらい、キリトが出てくるのを待った。数分してからキリトは、俯きながら出て来た。
「キリト無事だったか」
ゲツガはそう言って顔を綻ばせるが、俯いた顔が上がった瞬間、そのものすごくひどい表情を見て顔を強張らせる。クラインも同じように強張らせていた。
そして、俺とクラインの間に結晶を放り投げて言った。
「それが蘇生アイテムだ過去に死んだ奴には使えなかった。次にお前等どっちかの目の前で死んだ奴に使ってやってくれ」
そう言ってキリトは出口に向かう。それをクラインが掴んで止めて、叫んだ。それを聞いたキリトは、振りほどき、じゃあなと言って森の奥に消えていった。その後、ゲツガとクラインは、その場にしばらく留まっていた。
「クライン、この結晶……俺がもらっていいか?」
そう言うとクラインは首を横に振って言った。
「いや、これは俺がもらう。ギルメンが死んだらこれを使って生き返らせたい」
「だけど、俺も譲れない。俺は目的を達成するために必要だからだ」
「なら、どうする?決闘で決めるか?」
クラインがそう言うが、首を横に振り言う。
「いや、それはあまりにも不公平だ。だからコイントスで決めよう」
そう言ってコインを取り出す。ゲツガは表、クラインは裏を指定し、三回勝負にする。まずは一回目、ゲツガがコインを弾き、空中に浮かべる。そしてそのコインを手の甲と平で挟み取り、手を開ける。裏だ。クラインが一回目に勝
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