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蘇生アイテム
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の連中と殺りあうつもりはないし、攻略メンバーが減ることをするつもりもない」

「へっ、じゃあお互い話し合いで解決して此処からどっか行くってのはどうだ?」

 クラインがそういうが聖竜連合のリーダーらしき男は首を横に振りこう言う。

「いいや、俺らが用があるのはその奥にいる《背教者ニコラス》だ。お前らが通さないって言うなら力ずくで通る」

 そして、聖竜連合のメンバーが各々の武器を出し、構える。ゲツガ達も戦闘準備をする。

 すると、聖竜連合の一人が言う。

「おい、お前……ホワイトバレットか?」

 そう言ったのは、三十二層のボス戦でゲツガが助けたプレイヤーの一人だ。そいつがそう言うと、リーダーらしき男が言った。

「ん、ホワイトバレット……どこかで聞いたことがあるような……ああ!三十九層で姿消した臆病者か!!生きてたのかー。そんなに生き恥を晒したいのか?」

 その言葉にイラッときたのでクラインに言う。

「おい、クライン」

 クラインはゲツガの気持ちを察したのかすぐにこう言った。

「分かってる。あいつと決闘してやるんだろ?」

「ああ、さすがにあれにはイラッときた。ぶん殴らないと気がすまねえ」

 そう言うとクラインたちはゲツガから離れる。そして、ゲツガは素早く決闘を申し込む。それに気付いたリーダーはにやりと笑い、すぐに受託した。ゲツガとリーダーの前にタイマーが現れる。

「おい、臆病者。お前が万が一勝てたら、俺らは此処から離れてやる。勝てたらの話だがな」

 リーダーがそう言うと俺は、何も答えずにただ武器を構える。そして、タイマーがゼロになった瞬間、リーダーが槍を構えて突っ込んでくる。

「一撃で終わらせてやるよ!」

 そう叫び、ソードスキルを使ってくる。しかし、ゲツガは顔色一つ変えず、両手剣を地面に刺して防御する。ソードスキルが終わると同時にリーダーは両手剣の攻撃範囲から出て行く。

「フン。そういえばお前は筋力だけは高かったな。だが、それだけが取り柄だろ。お前はこのステージでは、十八番のジャンプも使えない、俺には勝てないんだよ!!」

 そう言ってまた突っ込んできた。今度はさっきよりも速い。そして、ソードスキルを放ってくる。しかし、全員が思いもよらない行動をゲツガは取った。ソードスキルの使われている槍の先端を掴み取ったのだ。これを見た全員は驚いている。だが、一番驚いているのは、スキルを放ったリーダーだ。

「なっ!?」

 スキルを使った状態では攻撃は止まらない。しかし、ゲツガは自分の筋力値を最大限に使って食い止める。槍は動かないまま、放っていた光が消えた。そして、ゲツガは両手剣を槍の持ち手に向かって下から掬い上げるように斬る。ガキンと大きな音を出して槍が
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