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蘇生アイテム
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生活のせいで、第六感みたいなものまで感じるようになった。武器の手入れのために戻ってきた街でたまたまクリスマスに限定Mobが蘇生アイテムを持っていることを耳にした。だから、篭った事のあるダンジョンで大きなモミの木のある《迷いの森》に来た。だがキリトたちもいた。まあ、あんな美味しい話しに気付かないはずもないし、あの木を知っていたて不思議じゃないだろう。

「久しぶりだなキリト、クライン」

「何で……何でお前が此処に……」

 クラインが掠れた声で聞いてくる。

「……お前らと目的は同じで蘇生アイテムを取りに来たんだよ」

 そう言うとクラインが叫ぶ。

「そんなことを言ったんじゃない!!何で三十九層以来、姿を見せなかったお前がこんなところにいるんだよ!!」

 クラインは噛み付くように叫んでくるが、ゲツガは静かに言う。

「人を殺したから……オレンジだけどそいつ等を殺したんだよ」

 そう言うとキリトとクラインが絶句した。当たり前の反応だ。

「嘘だろ、おい……ゲツガお前……」

「半分は俺の意思じゃないけどな。最後の一人を殺したんだよ。この手でな」

 キリトたちには意味が分からないがこのことは知らないでいい。そして、話を続ける。

「まあ、それは置いといて、俺はその先にようがあるんだ。そこを退け。退かないんだったら、俺はお前らを斬ってでも行く」

 そう言って背中から人の横幅くらいの広さで片刃の両手剣を取り出す。逆手持ちにして、地面を引きずりながら、キリト達のほうに向かう。しかし、集団が入ってくるのに気付きそのほうを向く。三十人以上が入ってくる。その、入ってきたの集団には見覚えがあった。

「聖竜連合か……尾けられてたのか……」

 そう呟く。そしてどうするか考える。自分も蘇生アイテムが欲しい。しかし、こいつらは一時はオレンジになることは辞さない奴だ。もしニコラスに勝って蘇生アイテムをゲットしたとしてもこいつらは奪いに来るだろう。また来年に挑戦するかと考え、ゲツガは聖竜連合の方に向き直る。

「キリト、クライン。此処は俺が片付けるから行って来い」

 そう言うと、クラインと《風林火山》のメンバーたちが近づいてきて言った。

「俺らは残るぜ。お前一人に任せられねえからな。キリト!!ここは、俺らが何とかするから行け!!」

 そう言うとキリトは、ありがとうと言ってモミの木のある場所にワープして行った。

「何でお前ら残るんだよ。俺一人にカッコ付けさせろよ」

「ウルセー。俺らの優しさの分からん奴にカッコなんか付けさせるかよ」

 ゲツガとくラインはそう言って、本当にやるかの確認をして聖竜連合の方を向く。

「お前ら、そこを退け。今なら命は助けてやる。俺らとて、攻略組
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