暁 〜小説投稿サイト〜
アルカナ・ファミリア〜刹那の時と星空を越えた場所で〜
帰ってくる。
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・・・ッ!!」

そして2人の顔はとても青ざめていた。

「・・・さすがノノカですね」

「・・・俺・・・怒られないように頑張ろ」

「・・・・んだよ」

ルカもパーチェもデビトも感心しているが明らかにビビッている。
それもそうだ。それがほんの数秒で行われいた事に私も驚いている。


「す・・すいませんでしたっっ!」

壁に追いやられた2人は泣きそうな顔で同時に謝る。

そんな中・・・・

「2人ともそんなんでびびってんのか。ダッセ!」

とんでもない発言が静かなロビーに響き渡った。


「「「「「んなっっ!!!!」」」」」

ノノカとその人物以外の全員が同じ反応とした。

「アッシュさん?」

「あぁ。まー初めましてだな」

「そうですねー。」

「ちょっくら試しに勝負しないか?」
私はつい3時間前の記憶を振り返る。港で準備運動みたいな動きをひたすら続けていたアッシュの姿。

「ここで?」

「あぁ。ちょうどいい感じに人がいるしな。」

すっかり周りはアッシュにあきれているのである。それ以前、ノヴァとリベルタは「やめとけ!」と念を押してるようだった。

「別にいいけど・・・「じゃあ勝負だ!!!」

ノノカがしゃべり終わらないうちに言い切って剣を抜いた。

「手加減はしなくていい!」

「それって完璧強制的過ぎますよね・・・」
まさにその通りだ。

「じゃ、行くぜ!!!」

アッシュが剣を思いっきりノノカに降りかかろうとした途端。

「ッッ!?」

その場にノノカの姿はなかった。


「ここですよ!!!」

アッシュが後ろを振り向くとかなり距離があったがすばやい動きでアッシュの首に細剣(レイピア)を置く。

「ここまでです!」

ルカが今にも怒りそうな勢いで止めた。







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