第五章 過去との決別 〜ミッドチルダ J・S事件〜
第五話 六等星の夜に
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いでね」
「本当に、心配性だなフェイトは。大丈夫、さっきも言ったろ?必ず帰るって。俺よりもなのはだよ。前科持ち前科持ち」
「もう、そんなこと言わないでよ...。フェイトちゃんのリミットブレイクだって、性能が凄い分危ないんだからね?」
俺がなのはの方を向いて言うとなのはは頬を膨らませ、さらにフェイトのことを注意した。こんな光景に、俺は思わず笑ってしまった
「?どうしたの蒼炎くん」
「いや、これから死地に飛び込む前の会話じゃないなって」
「でも、お葬式な雰囲気よりマシでしょ?」
「違いない!」
俺となのは、フェイトが笑ってるとヴィータが
「おい、フェイト隊長はもうポイントだぞ」
「え。あ....」
「はぁ...。フェイト隊長も無茶すんなよ。地上と空は、私らがきっちり守るからな」
「フェイトちゃん。任せたで!」
「がんばろうね!」
「また、後でな」
俺たちがフェイトに応援の言葉を贈ると、フェイトは満面の笑みで頷き、俺たちと別れた
後ろ姿が見えなくなるまで見守っていた。その後ろ姿は、とても綺麗だった
前を向き、空を飛ぶ遺産が視界に入る。もう目前だ
その端に、一つの流れ星が映った
「まあ、そうなるよな。くるよな...」
右手のアルティメイタムを強く握る
「全員、そのまま進んでゆりかごの援護に行け。あいつは、俺が止める」
返事を待たず、彼女達とは別の方向に飛ぶ
そして、流星と正面から剣を打ち合わせる!
キン!
「さあ、やろうか!」
俺のクローン体、俺の過去。俺は、こいつを....
「ああ、そうだな。でもその前にお前の心の内を聞いてからだ!」
お互い同時に距離を取り、離れざまに魔力弾をぶつけ合う
「準備完了!」
「心なんて....ないよ!」
....なるほど。こりゃ、時間かかりそうだな。でも、一つわかったことがある
「そんなこと、ない」
片手剣をあいつに向ける。あいつは、利用されてる。だったら...
「やるぞアルティメイタム。世間知らずな馬鹿を止めるぞ!」
<ええ、やってやりましょう!>
前より、あいつの魔力の質が上がってる。油断してたらだめだ、最初っから全力で...
<リミットブレイク>
「エクストリーム....ブレイク!」
<イグニッション!>
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