第五章 過去との決別 〜ミッドチルダ J・S事件〜
第五話 六等星の夜に
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ナが見えた
「それは、人間として、普通だと思いますよ」
こんな俺を、これからずっと見ててくれるっていうのか
「いいのか?」
もう、長ったらしい言葉はいらなかった
「はい」
そっか....。そっか....
「ありがとう」
俺はティアナを一瞬抱き返して、彼女を優しく引き離した
そこで、やっと周りを見る余裕が出来た。すると、顔を真っ赤にしてるやつや目を背けてるやつがいたが...
俺も冷静になってみると、恥ずかしいことをしたなぁ。ティアナなんかはトマトみたいに真っ赤だ
「こほん。すまん」
俺は咳払いをしてから、少し溜めて
「いくぞ!」
みんなの表情が引きしまる。そして、降下ポイントに到着し、フォワードメンバーはヘリに乗ってアースラから飛び立った
ーーーーーーーーーーーーーー
残った隊長陣も、集まった
何があったのかは聞かれなかったし、過去のことも詮索されなかった
「そっか、居場所が欲しかったんかぁ...」
でもただ一人、はやてだけは涙を流していた。その理由を、なんとなくだけど察した
ごめん、とは言えなかった。今言うべきでは、ない気がしたから
『降下ハッチ、開きます!』
そして、俺たちもアースラから飛び立った
『六課隊長、副隊長、及び前線指揮官の全リミッター解除。皆さん、どうかご無事で...!』
カリムさんからリミッター解除の通達と、無事を願う言葉が届いた
「しっかり....やるよ!」
「迅速に解決します」
「お任せください!」
「必ず...帰る!」
各々の思いを言葉にして返す。その言葉にカリムさんは頷き
ーーーーリミットリリース!
空が、閃光に染まる
「エクシード」
「エクストリーム」
「「ドライブ!!!」」
俺となのははフルドライブを発動し、はやて、フェイト、ヴィータと共に空を駆ける
「全員、速度そのままで。フルエンチャントかける!」
「「「「了解!」」」」
ーー対象、前方四人、指定
ーー効果、速度上昇、防御強化、攻撃強化、設定
「彼方に加護を、付与!」
全員にエンチャントがかかり!速度が上がる
その中、フェイトが沈黙を破る
「蒼炎の過去、今は何があったとかは聞かない。でも、帰ったら教えてね?」
「ああ、もちろん」
俺は、フェイトに対して頷いてみせた
「それから、なのはと蒼炎のリミットブレイク。使うな、っていってもどうせ聞かないだろうから言わないけど、無理だけはしな
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