第五章 過去との決別 〜ミッドチルダ J・S事件〜
第五話 六等星の夜に
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んで、町中にガジェットと戦闘機人が現れて、市民の安全を脅かしている。これは事実。私たちはこれをとめなあかん』
俺たちははやての言葉に頷き、これからの動きを説明する
「ゆりかごには本局の魔道艦隊が向かってる。地上のガジェットや戦闘機人達に関しても各部隊が協力して当たってるが、正直善戦どころか一方的にやられてる状況のようだ。高度なAMF戦闘を行えるのは少数。そこで俺たちは三チームに分かれて他の部隊の応援に向かうことになる。メンバーは....」
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戦力分配は俺となのはとはやてでゆりかご制圧、フェイトがスカリエッティのアジトの制圧、スバル、ティアナ、エリオ、キャロの四人が戦闘機人達の無力化。残りは緊急事態に対応するため地上に残る、という具合になった
まず最初に降下するのはティアナ達なので、俺となのは、ヴィータとともに彼女達へ激励を飛ばしに来た
「今回の出動はいままでで一番ハードになる」
なのはが彼女達に送るエール、俺はそれを黙って聞いている
「それに私もなのはも蒼炎も、お前達を助けに行けねぇ」
ヴィータもなのはに続いて、彼女達に現実を突きつける
「だけど、ちょっと目を瞑って。いままでの訓練のこと思い出して」
なのはのいう通り、彼女達は目を瞑って過去に想いを馳せている
「ずっと繰り返してきた基礎スキル。磨きに磨いた得意技。痛い思いをした防御練習。全身筋肉痛になっても繰り返したフォーメーション。いつもぼろぼろになるまで私たちと繰り返した模擬戦...」
俺も彼女達につられて少し思い出していた。いつも彼女達はなのはや俺に扱かれてたなぁ、ただの基礎練から応用まで、来る日も来る日も繰り返していた。それで喧嘩した時もあった。それでも彼女達はここまで付いてきた
防御練習に関しては俺の思いっきりの斬撃を食らわせたこともあったなぁ。最初はあっけなくちった防御壁も最後にはきちんと耐えるまで成長していた
模擬戦に関して一番成長したのはティアナだろう。最初は勝つことを至上としていた節があったが、途中からは自分が教わったことをものにできているのか、あるいはどう動くのが最適なのかを考えながら動き、隙あらば俺の技術を盗もうとしていた。見て学ぶことを覚えたわけだ
個人練習でも彼女は面白いくらいに成長した。俺が教えた近接での捌き方を完璧とは言わなくても7割程度身につけていたんだ。見事としか言いようがないな
「目、開けていいよ」
彼女達と一緒に俺も目を開ける
「ま、私が言うのもなんだけど、きつかったよね」
その言葉には俺も苦笑いするしかなかった
「それでも、ここまで四人ともよくついてきた」
ヴィータからの賞賛に彼女達は目を丸くする。今まで
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