第二百九話 もう一人の龍その七
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「そのことは」
誰もが思い言うことだった。
「そこまで惨いことをしますか」
「耶蘇教でないというだけで」
「南蛮の者には悪鬼がおるのですか」
「それ程までとは」
「うむ、そう聞いておる」
信長は眉を顰めさせて彼等に話した。
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