24時間耐久ロードレース
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。セシリーたちも翼が使えなくなったけど、まぁ一緒に走れば問題ないよね。
『それ以外の魔法は使用無制限じゃ!』
「それが厄介なのにねえ・・・」
「毎年すごいのことになるわよね・・・」
レビィさんとピスカさんはそう言う。魔法無制限って言われても、俺の魔法もウェンディの魔法も走る上ではまったく意味をなさないから大して関係ないけどね。
『例によって最下位になったものには・・・世にも恐ろしい罰ゲームが待っておるぞぉ!!』
マスターがそう言うと皆さんかなり青ざめる。そんなにヤバイ罰ゲームなのか!?これは何がなんでも回避しなければいけないな。
「マスターは罰ゲームが楽しみなだけよね」
「あの顔見れば一発でわかるわ」
レビィさんとルーシィさんがぼやく。まぁ、最下位にさえならなければいいんだよね?いけるいける!!
「私大丈夫かな・・・?すごく心配・・・」
「あんたは心配しすぎよ」
「四人で頑張れば大丈夫だよ〜」
「だね。一緒に頑張ろう!!ウェンディ!」
「うん!!ありがとう!!みんな」
最初は心配してたウェンディだけど、もう大丈夫そうだ。よし!!今回の目標は、最下位回避だ!!
『それでは・・・いよいよスタートだ!!全員、スタートラインについてくれ!!』
ジェイソンさんの指示に従い、俺たちはスタートラインにつく。こういうのは位置取りが重要だ。できるだけ前に行って・・・
俺たちは皆さんに譲ってもらって一番前に陣取ることができた!!皆さん優しくて助かります。
「レビィ!スタート見てろよ!」
「見てる余裕ないよ!?」
ジェットさんがレビィさんに言う。レビィさんは視線を反らしながら返事する。
「かっこいいとこ見せたいのよ」
「ルーちゃんは知らないだろうけど、スタートなんて絶対見られないから」
ウインクして少しからかいぎみにルーシィさんが言うけど・・・スタートは絶対見られないって・・・どういうことだ?
「よぉ〜い・・・どん!!」
「どりゃああああああ!」
マスターがスタートの合図をする。それと同時にジェットさんが全速力で走り出す。するとそのあまりの勢いに砂煙が舞い起こった。
「行くぜ!!神足!!」
『スタート同時にぶっちぎったのは、今年もジェ〜ット!!』
ジェットさんのあまりのスタートダッシュに俺たちは全員倒れている。なるほど・・・確かにレビィさんが言ってた通り、スタートなんか絶対見れないな・・・
「ね?見られなかったでしょ?」
「納得・・・」
レビィさんとルーシィさんはそんなことを話している。
「すごかったね。シリル」
「あんなのありなの?」
「むしろあれでどうしてクエストはいまいちなの〜?」
ジ
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