第百六十話 暗黒の種
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めを刺そうとした瞬間。
ドシュ。
突如鈍い痛みがデーモンを襲った。
それから異物を確認する。
そこにあるのは異形の手。
ただ妙なのは、それが自身の胸から突き出て、体内にあったはずのデジコアを握っていることだった。
デーモン[な、何者だ…!?]
大輔達は知っている。
かつて世界を遊びで破滅させようとしたキメラモンカオスよりある意味厄介な悪魔。
フェイト「ディアボロモン…?」
馬鹿な。
クラモンは確かに母の元にいた。
いや待て。
もしかしたら、僅かに残っていたクラモンのデータが自己再生し、復活したのかもしれない。
ディアボロモン[マダ、遊ビ足リナイ。アイツラト遊ブノニハ、力ガ必要。オ前ノデジコアガ欲シイ]
ズプッ…。
ディアボロモンはデーモンのデジコアを抜き取ると、ガブリとデジコアを噛み砕き、己の糧にしてしまった。
ディアボロモン[ガアアアア…]
どす黒いエネルギーを纏い、全身を真っ黒に染めたディアボロモン…否、ディアボロモン・ルインモードがいた。
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