第百五十九話 行方不明
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埋め込まれている。これ以上犠牲を出して欲しくなければ、来てもらおうか]
賢「身体の中…だと?」
Bテイルモン[賢の…?]
ブラックテイルモンが賢を見遣ると、確かに賢の首筋にどす黒い靄のような物がかかっているような気がする。
アルケニモン「お生憎だね!!」
全員【アルケニモン!!?】
アルケニモンの予想外の登場に全員が目を見開いた。
アルケニモン[一乗寺賢、あんたはあたし達と一緒に来るんだ。もし来ないとこの子達がどうなっても知らないわよ?]
賢「なっ!?」
そこには、今朝のニュースで行方不明と言われていた子供達がいた。
恐ろしく虚ろな笑みを浮かべ、まるで感情を捨てたように、子供達は押し黙って座っていた。
なのは「あなた達が誘拐したの!?」
アルケニモン「人聞きの悪い、この子達は自分からあたし達について行ったんだ」
まだきちんとした倫理観を持たない子供達に、何を吹き込んで連れ去ったのか…、全員の心に凄まじい怒りが宿る。
賢「…僕が行けば、彼らを解放すると約束しろ」
それだけ言うと、トラックに向かう賢。
はやて「卑怯者!!」
賢の優しさを利用した作戦にはやては怒りを抑えきれない。
デーモン[……闇の勢力と張り合おうと言うのか]
アルケニモン「とんでもございませんわ、デーモン様と張り合おうなんて。あたしはあたしの用事を済ませるまでです」
賢とアルケニモンを乗せたトラックが、どこかへ走り去ってゆく。
デーモンもそれを追いかけるために動き始める。
ユーノ「追いかけよう!!」
ユーノ達もトラックを追いかけるために動き出す。
大輔『!!?』
暗黒デジモンを殲滅した大輔が凄まじい暗黒の力を感じ取る。
しかもアポカリモンとは全く異なる性質の力。
遂に現れたのだ、純粋な悪がこの世界にも。
マグナモン[行くぞ!!!]
凄まじいスピードでデーモンの元に向かうマグナモン。
そして僅かな時間でデーモンに追いついたマグナモンは前に回り込む。
フェイト「大輔!!マグナモン!!」
大輔『フェイト…賢はどうした?』
フェイト「賢はアルケニモンに子供達を人質に取られて捕まったの、あのトラックに!!」
大輔『こいつは?』
フェイト「七大魔王のデーモンだよ!!こいつも賢を狙ってるの!!」
大輔『そうか、ならますます放っておけなくなったな。お前らは賢を助けに行け。こいつは俺達
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