暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
SAO
〜絶望と悲哀の小夜曲〜
兎轉舎
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
示してある商品が変わるって、どーゆーことだ?」
堪らず制止をかけたテオドラに答えたのは、レンだった。
「いや〜、この間来た時は鎧だらけで、その前は………なんだっけ?」
「確かランプだらけだった気がするよ」
「あー、もーいーもーいー解った解った」
いろんな意味で怪しい店だってことがな。
そんなことを言い合ってると、店の奥からイヨが戻って来た。
その手には、薄赤色のボトルが二つ握られている。
「お待たせ〜、レンくん。これでいい?」
「あぁ、これこれ!ありがとうイヨおばさん!」
あっ、という小さな声が聞こえ、テオドラが横を見ると、そこにはみるみる青ざめていくユウキの顔があった。
同時にブチッという嫌な音が響いた。
そして──
ドッゴオォォォーン!!ペキャパキ、リンリーン
何か色んな音が混ざりあった音が薄暗い店内に響きわたった。
見ると、風鈴の山に顔面から突っ込んで痙攣を繰り返すレンの姿が。
次いで、先程までレンがいた空間を見ると──
修羅がいた。
額に青筋を浮かべたイヨは、どこから出したのか馬鹿でかい青竜刀を肩に担いで、色んな意味で満身創痍のレンを見下ろしていた。
「………ごめーんレンくん、よく聞こえなかったわー。もう一回言ってくれる〜?」
………………………………すいません、答えられないと思います。
痙攣を繰り返すレンと、青竜刀をゆらりと構えるイヨを交互に見ながら、ユウキとテオドラは同時に思った。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ