奥義1. セカンドライフスタート!転校初日は鎧姿で!
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なのはをアリサとすずかに渡し、アリサはその少年を引きとめようとするが彼はそのままサイに乗って走り去っていってしまった。
「行っちゃった…。」
「…とりあえずバスに乗りましょう、さっきのについては後でこの子(なのは)から聞き出せばいいわ。」
「う、うん…。」
二人は未だ目を回しているなのはをバスに乗せそのまま学校へ向かった。
-なのはSide-
なのはです。
あの後よくは覚えていませんがとりあえずバスには追いつき無事学校に辿り着くことができました。
アリサちゃんから色々聞かれたけど、うまく説明できないのでまた後で落ち着いた頃に話すことになりました。
そして今は教室、何やらクラスの皆が騒がしいです。
どうしたのかアリサちゃんが近くにいた子に聞いてみると、どうやらこのクラスに転校生が来るそうです。
転校生か〜、どんな子だろう?
お友達になれるかな?
そんな事を考えていると、先生が教室に入ってきたので皆自分の席に着き日直の号令で朝のホームルームが始まった。
「皆さんお早うございます。さて、もう噂になっていますが今日は皆さんに新しいお友達を紹介します。」
「センセー、男の子ですか?女の子ですか?」
「センセー、かっこいい子ですか?可愛い子ですか?」
「センセー、先生のスリーサイズを教えてください。」
先生の転校生発言にみんなが一斉に質問する。
でも最後のは関係ないと思う…。
「皆静かに、男の子だけどまあ少し…いやかなり癖はあるけどそこそこかっこいい子よ。それと田中君、関係ないことは質問しないでね。」
男の子か〜、でも癖があるってどんな感じだろう?
…今朝の子みたいな感じかな?
私は今朝の鎧の男の子のことを思い浮かべる。
そういえばあの子、この辺じゃ見ない子だったけどどこの子だろう?
そんな事を考えているうちに先生の話は進んでおり、ついに先生が転校生の名前を呼んだ。
「小鳥遊君、入ってきて。」
「はーい。」
タカナシ君ていうのか〜…ってこの声…。
聞き覚えのある声がしたと思うと、扉が開き転校生と思われる子が教室に入ってきた。
そしてそこには相変わらず頭に白くてでっかいダンゴムシみたいなのを乗せた、今朝の男の子が立っていた。
西洋風の鎧を着て…。
「小鳥遊 遊助です、親の仕事の都合で引っ越して来ました。よろしくお願いします。」
これが私、高町なのはと彼、小鳥遊 遊助君の出会いでした。
…なんか今年は、いろいろ大変なことが起こりそうな気がします。
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