奥義1. セカンドライフスタート!転校初日は鎧姿で!
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「何言ってんだ、良く見てみろ。」
私は彼の言うとおりサイを良く見てみる。
すると首に板がかけられているのが見えそこにはこう書かれていました。
【馬です。】
「いやなんて書いてあってもあなたはサイだよ!」
私はサイに突っ込む。
まさかサイに突っ込む日が来るとは思いませんでした。
「そんなことはどうでもいい、早く乗れ。バスに遅れるぞ。」
「ハッ!そうだった!」
私としたことが本来の目的を忘れていました。
この際これが馬かサイかなんてどうでもいい。
私は彼の言うとおり彼の後ろに乗る。
「ああ、あとこれ(濡れタオル)で拭いてこれ(絆創膏)張っとけ。」
「あ、うん。ありがとう…。」
「んじゃしっかり掴まってろよ。」
そしてサイは私と彼を乗せてバス停に向かって走り出した。
…というかこのタオルと絆創膏、どこから出したんだろう。
-3人称Side-
場所は変わってバスの中。
そこでサイドをちょこっとだけ結んだ長い金髪の少女アリサ・バニングスと、カチューシャをつけた紫の髪のおっとりした感じの少女月村すずかは、未だバス停にやってこないなのはのことについて話していた。
「なのは遅いわね…。」
「何かあったのかな?」
二人は未だ来ないなのはのことを心配していた。
バスの運転手もいつもなのはが来るのを知っているので少し待ってくれている。
しかし一向になのはは来ず、流石にこれ以上は待てないとバスは発進してしまった。
「なのは、来なかったわね。」
「今日はお休みなのかな…?」
すると少し走った辺りで近くに座っていた少年が後ろを見て叫びだした。
「おい、アレなんだ!?」
少年の声を聞いてアリサとすずかを含むバスに乗っていた全員が後ろを見る。
運転手もミラーを使って後ろを見てみた。
するとそこには「ストップ プリーズ!」と書かれたスケッチブックを持ったダイオウグソクムシを頭に乗せ、サイに乗ってこのバスを追ってくる戦国武将風の鎧兜を着た少年がいた。
「「「「「「「「何アレ!!!?」」」」」」」」
バスに乗っていた全員が揃って突っ込んだ。
そして良く見ると少年の後ろに誰かいるのが見えた。
「「なのは(ちゃん)!?」」
アリサとすずかはそれがなのはだということに気づき運転手にバスを止めてもらえるように言う。
そして運転手はバスを止め、止まって少ししたところでサイもバスに追いつき止まった。
「やっと追いついたな。」
「ふえ〜…。」
なのははサイの思わぬスピードのせいか目を回していた。
「「なのは(ちゃん)!!」」
「あ、君達この子の友達?んじゃあとよろしく。」
「え!?あ、ちょっと!!」
少年は目を回した
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