第二十四話
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「行きます」
木々の間を駆け回り、クナイを投げけん制する。
当然相手のクナイに弾かれるが。
一瞬カカシの動きがクナイのけん制に持っていかれた所で印を組む。
「火遁豪火球の術」
「おっと」
しかし、カカシは容易にその火遁を回避、木の枝を蹴って一気に俺へと距離を詰める。
俺もバックステップで距離を取りつつ手裏剣を投げる。
「手裏剣影分身の術」
一つの手裏剣が何十にも分裂してカカシに襲い掛かる。
直撃したと思ったらそれは丸太に変わってしまった。
「変わり身!本体は何処!?」
後ろから殺気を感じ、俺は身を捩ってかわす。
「火遁鳳仙花の術」
幾つもの炎弾をばら撒きけん制する。
その後も幾度と無く攻撃を仕掛けるが総て迎撃されるかかわされる。
「うん、動きは悪くないよ。後は経験だね。忍者との戦闘経験が低いと見える」
それはだって何故か猛獣の討伐ばかり任務に回されたのだもの!
しかも四凶とか凶悪なのばかり…
「さて、体も温まってきた所でそろそろいくよ」
そう言ってカカシ先生は額宛で隠してある左目をたくし上げた。
「写輪眼」
「ちょ!先生!それは卑怯」
「元々写輪眼の次なる力を使いこなすための訓練なんだ。文句言わないで付き合って頂戴」
えぇ!?次なるって万華鏡!?
「いくぞ」
そう言うと先ほどとは比べ物にならないスピードでこちらに突っ込んでくるカカシ先生。
写輪眼を有しているからこそ相手のカウンターを見切る事が出来るゆえのその高速体術か!
迫り来るカカシ先生の攻撃をなんとかいなし俺は距離を取ると首元に掛けていたソルを取り外し握り締める。
『スタンバイレディ・セットアップ』
瞬間俺の手に現れる小型の斧を模した杖。
「…それは?」
カカシ先生の疑問に俺は答えずにソルを振りかぶる。
「行きます」
『サイズフォーム』
「アークセイバー」
「なに!?」
まさか斧が鎌に変形して、更に刃が飛んでくるなんて思っても見なかったのだろう。
予想外の攻撃に一瞬案カカシの動きが止まる。
直撃か!と思われた直後俺が放ったアークセイバーが一瞬にして欠き消えた。
なにが起こった?
「いやー、やるね。まさかそんな攻撃を仕掛けてくるとは思って無かったよ」
そういったカカシの左目の写輪眼は形を変え、万華鏡写輪眼へと変貌していた。
「万華鏡写輪眼…」
「…どうしてその名前を君が知っているのかな?」
一瞬でカカシの殺気が膨れ上がり、こちらに攻撃を仕掛けてきた。
「くっ!」
見切れない!
俺はカカシ先生の攻撃をその身に何発か食
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