壊れた心〜
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ってたけど死霊使いなんてな。まさかジェイドと同じ二つ名か・・・」
サキは方天画戟を振り回し、構える。
「最近色々あって鬱憤が溜まっててな。ほら、誰でもいいから俺にデュエル申請しな。もしくはそのまま来てもいいぜ。こっちも一時オレンジになっても構わないんでな」
「サキ・・・どうして」
サキが俺を見て溜め息を吐く。
「・・・なんつーか。止めろって言われてお前が大人しく止める訳ないって思ってな・・・だから」
サキが聖竜連合を見据える。
「好きなようにやってこい。腐れ縁って事でフォローしてやるよ」
「サキ・・・」
「行けッ、キリト!ここはオレらが食い止める!お前は行ってボスを倒せ!だがなぁ、死ぬなよ手前ェ!オレの前で死んだら許さねェぞ、ぜってぇ許さねェぞ!!」
「「・・・っ!」」
俺達は積もっている雪を蹴り、走り出す。そして・・・
「・・・ここか」
目の前には巨大なモミの木があった。そして時計が零時になった時・・・鈴の音と共に何かが降ってくる。
「・・・!」
・・・正直、サンタと言うかサタンだった。腕は長いわ前傾姿勢だわ目が赤く輝いているわ・・・しかも頭陀袋に斧と・・・俺とキリトは武器に手をかける。
「メリークリスマス。さあ、プレゼントを寄越しな!」
ニコラスは何かを口にしようとするが・・・
「うるせえよ」
キリトがそれを遮り、駆け出す。・・・さあ、行くぜ・・・
「・・・キリト・・・生きてるか?」
「ああ・・・なんとかな・・・」
どれぐらい時間が経過したか解らないが、とにかく俺達はニコラスを倒した。俺もキリトもHPは危険域に突入していた。
「・・・あった」
アイテム欄にあったのは・・・《還魂の聖晶石》・・・これだ。だが、そのアイテムの解説を見て・・・俺は唖然とした。
「『このアイテムのポップアップメニューから使用を選ぶか、あるいは手に保持して』・・・っ!消滅するまでの間・・・およそ十秒間・・・!?」
「なん・・・だって・・
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