ウェンディ、初めての大仕事 !?前編!!
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この匂いは・・・
「皆さん!雨が降ってきそうですよ」
「何!?本当か!?」
「まさか〜。こんないい天気なのに」
俺がそう言うとエルザさんは荷物の心配をし始め、ルーシィさんは冗談だと思ったみたいだ。
「シリルがそう言うってことは・・・」
シャルルはそう言いながら空を見上げる。するとさっきまで青かった空は雨雲によって見えなくなる。
「やば!!開け!!時計座の扉・・・ホロロギウム!!」
ルーシィさんはそう言ってホロロギウムを召喚する。どうしたんだ?
現れたホロロギウムにルーシィさんは素早く入り込む。
「「みんなも早く入って!!濡れちゃうわよ!!」と、申しております」
「必要ないわ」
「大丈夫ですよ。ルーシィさん」
「「え?それはどういうこと?」と、申しております。
ホロロギウムって一々中にいる人の言葉を代弁しなきゃいけないのが大変そうだな・・・
俺たちが話していると雨が降ってくる。だけど・・・その雨は俺には当たらないようにできるんだよね♪
だって俺は水の滅竜魔導士!つまり水は俺にとってはなんてことのないもの。
「はぁっ!!」
俺は空に手を向け魔力を使い、雨が俺たちに降ってこないようにコントロールする。魔力を消耗するけど、今はバトルとかでもないから問題ない。
「すごい!!全然雨が当たらない!!」
「これなら衣装が濡れなくて済むな」
ホロロギウムを閉門したルーシィさんとエルザさんが言う。ウェンディたちはどうしてるのかな?早く追いかけないと!!
「皆さん。ウェンディたちを追いかけますよ」
「うん!」
「そうだな」
「まったくもう・・・」
俺たちは再びウェンディたちを追いかけ始めた。
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