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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ウェンディ、初めての大仕事 !?前編!!
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向いてしまう。ウェンディはそれを見て悲しそうな顔をしたあと、オニバスの街へと歩いていく。

「本当に大丈夫かな?」
「フリードが一緒なら、心配ないと思うけど・・・」
「でもあいつも、変に融通利かないっていうか、マイペースなところあるからねぇ・・・」

ルーシィさん、リーダスさん、カナさんが心配そうに言う。まぁ確かに心配だけど・・・

「心配ないですよ。ウェンディはああ見えて、結構しっかりしてますから」
「そうだぞ〜。心配することねぇよ」

俺が言うとナツさんも同意してくれる。ただ、シャルルはウェンディが歩いていくのを見て、すごく心配そうな顔をしていた。






















マグノリア駅にて・・・ウェンディside

『オニバス行きの列車は、線路の破損事故のため運休です!!繰り返します!オニバス行きは運休です!!』

駅についてオニバス行きの列車に乗ろうと思ったんですけど・・・どうやら運休みたいです。

「さっそく試練だな。どうする?ウェンディ」

フリードさんに問いかけられる。う〜ん・・・

「オイラとセシリーさぁ、飛べるから一気に空飛んで連れてってあげようか?」
「ウェンディとフリードくんは僕とハッピーでちょうど運べるよ〜」

ハッピーとセシリーがそう言ってくれる。でも・・・

「ううん。今度の仕事はできるだけ自分の力でやり遂げたいの。だから、オニバスまで歩いて行こうと思うの!」
「えぇー!!?めちゃくちゃ時間がかかるよ!?フリードも止めてよぉ」
「確かに・・・その通りだな」

フリードさんもハッピーに同意する。やっぱり難しいかな?

「ほら!フリードもこう言ってる」
「俺も歩こう」
「えぇ・・・!?」

フリードさんは私に賛成してくれてたみたい!!ハッピーは心底驚いてるけど。

「この仕事は、ウェンディの気持ちを尊重する。マスターに言われた。それが、いわばルールだ。ルールは守らねばならん」
「ありがとうございます!!フリードさん!!」

この依頼は私の気持ちを尊重してくれるのか〜!!フリードさんって優しい方なんですね!!

「頭固すぎ・・・」
「そんなこと言ってないで!早く行くよ〜」

セシリーも私に任せてくれるみたい。ハッピーは絶望みたいな顔してるけど、今回は自分の力で絶対達成するんだもん!!頑張ろう!!





















とある山にて・・・

「この距離歩くの〜・・・」
「いいじゃん別に〜。運動は大切だよ〜」
「そうだけどさぁ・・・」

ハッピーは相変わらず歩きたくないみたい・・・ちょっと悪いことしちゃったかな?
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