ウェンディ、初めての大仕事 !?前編!!
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すから!」
ミラさんは心配そうに言う。でも、何事もやってみないとわからないよね?まだシリルはナツさんやグレイさんと一緒に行ってるみたいだし!私の方が先に一人でお仕事できるようになるぞ!!
「待て待てー!!」
するとマスターが叫ぶ。やっぱりダメなんでしょうか?
「ウェンディもようやくこのギルドのやり方に慣れてきたばかりじゃ。いきなり一人で遠くにやるわけにはいかん!」
マスターはそう言ってお酒を飲みながら周りを見回す。
「前もいったことのあるもの・・・そうじゃなぁ・・・ハッピー!!」
「オイラ!!」
マスターに指名されて驚くハッピー。
「うむ。んっ!それにフリード、お前も手が空いてあったな。手を貸してやれ」
「マスターのご指示とあらば」
「ええ〜!!?」
「「なんでフリード!?」
フリードさんが指名されたことにナツさんたちが驚く。フリードさんとはあまり話したことがなかったので、これを機に親しくなれたらいいですね。
「それに・・・気心の知れた者も行かせたいが・・・」
マスターがナツさんたちを見るとあからさまに視線を反らす。そんなにこのお仕事嫌なんでしょうか?
すると
「ただいま」
「ただいま帰りました」
「たっだいま〜!」
ギルドの扉からグレイさん、シリル、セシリーが帰ってくる。するとマスターがそれを見る。もしかしてシリルも一緒に行くのかな?シリルに成長したところを見せるにはいいかもしれない!!
「ちょうど良い!!お主も行ってやれ、セシリー!!」
「何が〜??」
「「「なんでセシリー!!!?」」」
シリルじゃなくてセシリーだった。ハッピーと同じ猫だからかな?ハッピーとセシリーは仲がいいし、そういうのも考えてるのかな?
こうして私はハッピーとセシリー、そしてフリードさんと一緒にオニバスの街に向かうことになりました。
ギルドの前にて・・・シリルside
「それじゃあ、行ってきます!!」
「むぅ・・・」?
今はウェンディの見送るためにギルドの前に来ている。シャルルが怒ってるみたいだけど・・・ウェンディも頑張らなきゃならないんだからしょうがないじゃん。
「よし、行ってきな」
「フリード。ウェンディのことをちゃんと守ってあげてよ〜」
「心配無用だ。任せておけ」
「必要以上の手出しはいかんぞ。ウェンディの勉強にならんからな」
「あいさ〜・・・」
「了解で〜す!」
マスターがフリードさんたちに言う。ハッピーが暗くなってるけど、そんなに前に仕事した時の印象が悪かったのか?
「ふんっ!」
ウェンディがシャルルを見るとシャルルはそっぽを
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