暁 〜小説投稿サイト〜
碧陽学園生徒会議事録〜?In the hill where the setting sun is beatiful〜夕日の綺麗なその丘で〜
On Winter one day 〜冬のある日に〜
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もういいよ……
もう……楽になってもいいよな……?
俺の意識はそこで途絶え、深い暗闇の中へと吸い込まれていった。
「〜〜♪〜〜…ん?」
携帯にイヤホンをさして音楽を聞きながら家に向かっていたあたしは、そこで不意に立ち止まった。
理由?うーん…何だろうな…何か立ち止まらないといけない気がした…からかな。
詳しい事はこう解らないけど、何て言えば言いのかな…そう、歌が聞こえたんだ。
イヤホンつけて音楽聞いていたのにそんなの聞こえる筈ないって?
まあ確かに普通ならそうだろうけどよ、こうなんていうか…ヒビッときたんだよ。
――悲しい歌だった。
日本語じゃなかったから何ていっているか全然わからなかったけど、それでも悲しいということは十分に理解できた。
あたしは自然と公園内に歩き出していた。
何で自分が公園の前で止まったのか、そして何で公園の中に入っていっているかなんてどうでもいい。
あたしは入り口から入って辺りを見渡した。
辺り一面真っ白だ。雪が積もっていていつもの公園とはまた違った景色のように見える。
そんな中、ある場所だけ色が違ったのであたしは、なんのきなしそちらに向かう。そして……
「…え?」
なんとそこには人が倒れてたって、ええぇぇぇぇぇぇぇ!?
ちょ何で普通に人倒れてんの?こんな冬の日に?
そんな事になるのは漫画の中の某不幸執事だけで十分だぜ!!
と、某不幸体質な執事に失礼極まりないことを言いながらあたしは、取り敢えず生きているのか確認するために首筋を触り、脈があるか確かめる。
……おし、生きてるな。
思わずあたしは「よかったー」と言って肩を撫で下ろした。
「……こんなクリスマスに死体見るなんてマジ勘弁だぜ……」
クリスマスじゃなかったらいいのかよ!?というつっこみはスルーして……
「それにしても……」
この状況どうする?
思わずあたしはそう自問自答した。
流石にこのまま放置していたら明日にはかっちかちの冷凍食品のようになってしまうのでそれでは寝覚めが悪い。
近くに病院があるわけでもないし、今すぐにどこか寒さを凌げる場所といったら……
――――
「やっぱり
ウチ
(
ここ
)
しかないか……」
結局そのまま放っておく訳にもいかず、しょうがなくあたしの家に
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